ブログトップ記事一覧

コト売りの本質⑨売らないのに売れる 2025年ver

2025/12/05更新:

 

顧客起点ができると、“売らないのに売れる”が起こる理由

「なぜか、あのお店は売り込んでこないのに、行きたくなる」

「なぜか、あのスタッフから買いたくなる」

そんな経験はありませんか?

実は、そこには「売らないのに売れる」という状態が生まれているのです。

そしてそれは、決して偶然ではなく「顧客起点」ができているからこそ、起こる現象なんです。

●売ろうとするほど、売れなくなる矛盾

商いに関わる人なら誰もが経験します。

「売らなきゃ…!」と思っているときほど、売れない。

逆に、「喜んでもらえたら嬉しいな」と思って接していると、売れていく。

この違いは、どこから来るのか?

ポイントは、「主語」にあります。

 

●主語が「売り手」になっていないか?

売れないと悩む人は、いつのまにか

「商品を紹介しなきゃ」

「数字をつくらなきゃ」

「伝えたいことを、ちゃんと伝えなきゃ」

というように、主語が自分になっています。

一方、売れる人は、

「この人、何に困ってるんだろう?」

「どんな気持ちで来てくれたんだろう?」

「何か少しでも喜んでもらえることは?」

と、相手からスタートしている。

この差が、「売る」ではなく「売れていく」の違いなんです。

 

●事例①:古着屋スタッフの気づき

古着屋さんのスタッフが、ずっと売上に悩んでいました。

でもある時、「どうしたら売れるか」ではなく、

「このお客様、何か話したいのかな?」と接してみたそうです。

すると、

「前に買った服がすごく良くて…」という会話から盛り上がり、

「実は今日はちょっと気分転換に来たんです」と話してくれました。

その日の売上は、目標を大きく超えました。

でも、スタッフ本人は「売った感じがしない」と言っていたのです。

●事例②:ネイルサロンの予約が自然と埋まる理由

別のサービス業の話。

あるネイルサロンのスタッフは、Instagramに「技術」よりも

「お客様の“気持ちの変化”」を載せるようにしたところ、

クチコミが増えて予約が埋まりはじめました。

たとえば、

「手元を見て笑顔になってくれたのが印象的でした」

「転職を前に、爪先から気持ちを整えに来てくれた方のネイル」

こんな投稿が「共感」を呼んだのです。

これも「売る」ではなく、「届く」「伝わる」ことを意識した結果なんです。

 

●売らないのに売れる──それは「共感」の力

「売らないのに売れる」状態は、魔法でもテクニックでもありません。

・相手の立場から始める

・共感をもって関わる

・伝えるより、まず“聴く”

これが「顧客起点」の本質です。

 

この”顧客起点”には、売上も空気も変えていく力があります。

顧客起点ができるようになると、数字も変わります。

でもそれ以上に、現場の空気が変わるんです。

「売れた」ではなく、「喜んでもらえた」

「接客した」ではなく、「会話ができた」

「伝えた」ではなく、「聴けた」

そんな感覚が積み重なると、自然と売れるようになるのです。

 
 

【コト売りの本質 2025ver】
コト売りの本質①商売とは
コト売りの本質②伝える力
コト売りの本質③売り方は在り方
コト売りの本質④顧客起点
コト売りの本質⑤伝える力は、見つける力
コト売りの本質⑥あなたの届けること
コト売りの本質⑦届ける相手
コト売りの本質⑧あなたの立ち位置
コト売りの本質⑨売らないのに売れる
コト売りの本質⑩人に応える
現在、募集中のセミナー・塾

***************************

●発売中!2021年8月
お客様が集まる!「ぼくだけの売り方」
https://www.amazon.co.jp/dp/4799109855/

●発売中!2020年1月
「ぼくらはお金で何を買っているのか。」
https://www.amazon.co.jp/dp/490803351X/

●発売中!2019年1月
「お客様のことが見えなくなったら読む本」
https://www.amazon.co.jp/dp/4799107798/

●コトマーケティング協会アドバイザー講座
https://koto-marketing.net/
***************************

Copyright (C) . All Rights Reserved.