
「あなたは誰に、どんなコトができる人ですか?」
この問いは、僕がずっと大事にしてきた質問です。
あなたは、誰に、どんなコトができる人ですか?
これまでたくさんの現場で、たくさんの人とこの問いを一緒に考えてきました。
そしていつも感じるのは、
この問いに「すぐ答えられる人」は、やっぱり売れる、ということです。

●「何を売っているか」ではなく「誰に、何ができるか」
多くの人は、こう答えます。
「洋服を売っています」
「コーヒーを淹れています」
「化粧品を販売しています」
もちろん、それも間違いではありません。
でも、それは“商品”の話。
僕たちが考えたいのは、“商い”の話なのです。
●商いとは、「誰かの困りごとを、想いを持ってカタチにすること」
商売とは、商いを売ること。
そして、商いとは、
「誰かの困りごとや願い」を、あなたの想いと技術で解決することです。
だから、
「30代後半の、子育てと仕事を両立している女性に」
「忙しくても、自分らしくいられる洋服の提案ができる」
そう答えられるようになると、商いがグッと前に進みます。
●「誰に」の解像度が低いと、伝わらない
「誰に」が曖昧だと、POPもチラシも、会話もぼやけます。
たとえば…
☓「働く女性におすすめです」
◎「育休明け、久しぶりに職場に戻るママに。動きやすくてきちんと見えるセットアップ」
これくらい絞ると、伝わり方も変わってくる。
そして、届いた人の心が動く。
心が動くと、「買う」が自然に起こる。

●「誰に、どんなコトができる人か」は、日々変わっていい
ちなみに、この問いの答えは“変わっていい”んです。
いま出てこなかったら、「最近、誰に喜ばれたかな?」と振り返ってみてください。
・レジで話しかけた高齢のお客様
・久しぶりに来てくれた常連さん
・悩み相談をしてくれた若いスタッフ
その中に、あなたができるコトの“ヒント”がきっとあります。
そして、この問いこそが”商いの原点”になるのです。
「誰に、どんなコトができる人なのか?」
この問いが明確になると、売り方が変わります。
そして、伝え方が変わり、行動が変わり、結果がついてくる。
迷ったときは、ぜひこの問いに立ち返ってみてくださいね。
←NEXT コト売りの本質⑨売らないのに売れる 2025年ver
コト売りの本質⑦届ける相手 2025年ver PREV→