
商売とは、「商いを売ること──利益より大切な“お客様を喜ばせる”という哲学」
「商売の本質とは?」
こう聞かれたら、僕はこう答えます。
商売とは「商いを売る」こと
そして商いとは、お客様への思いや哲学をカタチにして届けること
決してモノを売るだけが商売ではない。
お客様を喜ばせたいという思いを持ち、その思いを形にし、伝え、届けること。
それが僕の考える「商い」です。
そして、その結果として、利益は自然とついてくる。
商いは、利益を追いかけるものではないと、ずっと信じています。
●喜ばれる公式
「思い × スキル = 喜ばれる」
僕が商いを語るとき、いつも伝える公式があります。
思い(お客様を喜ばせたい) × スキル(伝える力) = 喜ばれる
この公式の中に「利益」という言葉はありません。
なぜなら、利益は結果でしかないからです。
お客様を喜ばせたその先に、必ず利益はついてくるものなのです。

商いを売る人でありたい
世の中には、モノを売るだけの商売もあります。
しかしそれは、価格競争に巻き込まれたり、他と差別化できなかったりと、
続けるほどに苦しくなることが多い。
だからこそ私は、こう考えています。
「商いを売る」人でありたい。
つまり──
自分がどんな思いを持っているのか
どんな哲学でお客様と向き合うのか
それをどんなカタチで届けるのか
それを「商い」と呼び、その「商い」そのものをお客様に届ける。
その先にこそ、お客様に選ばれ続ける商売があると感じています。
だからこそ僕は、こう言い続けています。
「お客様を喜ばせること」が、商いのすべての始まり。
そして、その思いをカタチにし、伝えるスキルを磨くことこそが、
「商いを売る」という道につながる。
一度、ぜひ自分に問いかけてみてください。
あなたの「商い」は、どんな思いと哲学をカタチにしたものですか?
未来がどんなに変わろうとも、
お客様を喜ばせたいという思いを、カタチにして届ける人でありたい。
それが、僕の商いの原点であることに変わりありません。

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