ブログトップ記事一覧

【“人に応える”仕事⑤】人を見ずに時代を追うと、商いはズレていく

2026/03/04更新:

 

「最近の流行はこれです」
「今のトレンドはこれですよ」
「みんな、こういうのを求めてます」

──よく聞く言葉ですよね。

僕自身も、マーケティングの世界に長くいるので、

時代の流れを読むことの大切さは、十分わかっているつもりです。

でも、それだけを追っていくと、

いつの間にか“人の顔”が見えなくなる。

これが、仕事=商売のズレの原因だと感じるのです。

 

◆時代の変化は、「人」の変化を通して見る

「時代がこうだから、こうしよう」

というのは、一見正しく見えます。

でも大切なのは、

“この人にとって”どんな変化が起きているのか?

たとえば──

物価高で財布の紐が固くなった、というニュース
→ 実際に「この人」は、何を減らして、何を続けているのか?

若者がブランドよりサステナブルを重視している
→ 目の前の若者は、「なぜそれを選んでいるのか?」

数字やニュースの背後にいる“顔のある誰か”を見る。

その人の中に、ヒントがあるのです。

 

◆「時代」より、「あの人」

僕がコト売りで大切にしてきた言葉のひとつに、

「一人の声が未来をつくる」というのがあります。

売れている店や選ばれている会社は、

「時代の変化にどう対応するか?」ではなく、
「あの人に、どう応えるか?」を丁寧に積み重ねているのです。

気がつけば、その積み重ねが「時代に合った店」になっていた。

ということなんです。

 

◆ズレてきたら、“誰を見ていたか”を確認しよう

「なんだか、反応が鈍い」
「思ったように売れない」
「お客様の動きが読めない」

そんな時ほど、立ち返るべきは──
『誰を見ていた?』という問い。

時代ではなく、流行ではなく、
“目の前の誰か”の気持ち、暮らし、変化を見ていたか?

そこに答えはあります。

 

【まとめ】

時代の流行だけを追うと、人の顔が見えなくなる

変化を見るときは、「この人にとってどう変わったか?」を考える

一人の声に応えることが、結果として“時代に合う”

商いがズレたときは、“誰を見ていたか”を振り返る

 

【“人に応える”仕事】
①「流行より、“その人”に似合うか」──売れ続ける店の共通点
②「たった一人の感情に応える」が、ファンを生む第一歩
③“選ばれる理由”は、商品ではなく「どう扱われたか」にある
④正解を探すより、“隣に立つ”商いへ
⑤人を見ずに時代を追うと、商いはズレていく
⑥”みんなにウケる”は幻想。“この人に届く”が現実
⑦「あなたに勧められたから買いたい」と言われる人になるには
⑧“売れる言葉”より“伝わる気持ち”──コピーよりも共感の時代へ
⑨マーケティングの正解は、人の心の中にある
⑩“人に応える”ができれば、価格ではなく価値で選ばれる
現在、募集中のセミナー・塾

***************************

●発売中!2021年8月
お客様が集まる!「ぼくだけの売り方」
https://www.amazon.co.jp/dp/4799109855/

●発売中!2020年1月
「ぼくらはお金で何を買っているのか。」
https://www.amazon.co.jp/dp/490803351X/

●コトマーケティング協会アドバイザー講座
https://koto-marketing.net/
***************************

Copyright (C) . All Rights Reserved.