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コト売りの本質⑩人に応える 2025年ver

2025/12/12更新:

 

“時代に応える”のではなく、

“人に応える”から商いは生まれる

「今の時代に合った売り方をしないといけない」

「流行に合わせてサービスを変えないと…」

そう考えるのは、とても自然なことです。

でも、その考え方だけで商いを続けていくのは、どこか危うさを感じます。

 

なぜなら、“時代”はあっという間に変わるから。

流行の移り変わりは早く、数年前に正解だったことが、今では古く感じられることもよくあります。

そんな中で、“商いの芯”にすべきことはなんなのでしょうか?

 

僕は、「時代に応える」よりも、「目の前の“人”に応える」ことだと確信しています。

時代は変わる。でも、人の“気持ち”は変わらない

SNS、サブスク、生成AI、DX、VUCA…。

次から次へと新しいキーワードが出てくる現代。

僕たちは常に、「変化についていけるか?」を問われているように感じます。

もちろん、変化に背を向けるわけにはいきません。

でも、ただ“時代に応えよう”と外を見続けていると、足元の商いの大切なものを見失ってしまうのです。

 

一方で、「人の気持ち」はいつの時代も大きくは変わりません。

・誰かに理解してほしい

・本音を言える場が欲しい

・自分に合うものを勧めてほしい

・大切に扱われたい

そういった「人としての感情」に応えること。

それこそが、時代が変わっても通用する“商いの原点”なのです。

 

“時代対応”ではなく、“人対応”から始めよう

 

例えば、古着屋さん。

最近のZ世代は「トレンド」よりも「自分らしさ」を重視するという話を聞き、

スタッフは“目立つカラー”や“Y2K風”のアイテムを集めました。

でも、あまり動きませんでした。

ある日、スタッフがたまたま接客した20代の女性。

「実は、こういう淡い色が好きなんですけど、流行と違ってて…」

その一言をきっかけに、彼女に似合う一点モノを一緒に探し、心から喜ばれたそうです。

すると、スタッフの中に変化が起こります。

「時代の流れも大事だけど、“その人に似合うか”が一番大事なんだ」と。

そこからは、“流行を揃える”よりも、“その人に応える”スタイルにシフト。

すると、リピート客も増え、自然と売上もついてきたのです。

商いは「時代」ではなく「感情」に応える仕事

 

もう一つ、美容室だと。

「SNSでバズってる髪型にしてください」と来店したお客様。

でも、美容師さんは、「その髪型もいいけど、〇〇さんの雰囲気にはこっちの方が絶対似合う」
と提案しました。

その結果、仕上がった髪型はお客様にピッタリで、鏡を見て「これ、自分じゃないみたい!」と笑顔に。

こういった“小さな感情のすくい上げ”こそが、商いにとって一番の価値だと思うんです。

 

“流行”を追うのではなく、“関係”をつくる

僕たちが目指すべきは、

「時代に合った商売」よりも、「人との関係性が深まる商売」

商いは、“時代に合わせる”ものではなく、“人に応える”もの。

その積み重ねの先に、結果として

“時代にも合っていた”ということが見えてくるのだと感じています。

 

【コト売りの本質 2025ver】
コト売りの本質①商売とは
コト売りの本質②伝える力
コト売りの本質③売り方は在り方
コト売りの本質④顧客起点
コト売りの本質⑤伝える力は、見つける力
コト売りの本質⑥あなたの届けること
コト売りの本質⑦届ける相手
コト売りの本質⑧あなたの立ち位置
コト売りの本質⑨売らないのに売れる
コト売りの本質⑩人に応える
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