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【伝え方の前に、伝える“想い”を整える】

2025/09/26更新:

 

「伝えたいのに、うまく伝わらない」

そんな相談を、よくいただきます。

多くの人は「伝え方」を工夫しようとします。

言葉を変えたり、順番を考えたり、話し方を学んだり。

 

もちろん、それも大切です。

でも、それだけではどうしても伝わらないものがあります。

 

それは何か。

それは、「伝える人の想い」「動機」です。

 

同じ言葉でも、

・相手を想って伝えているのか

・自分の都合で伝えているのか

その違いは、不思議なくらい相手に伝わってしまいます。

例えば、同じ「雨が降ってますよ」という一言でも、

濡れてほしくないから伝える → 優しく、あたたかい声かけ

面倒だから早く言いたいだけ → 冷たく、事務的な言い方

 

「伝えたいこと」は同じでも、

言葉の奥にある思いや感情が、必ず伝わってしまうのです。

 

これが、私がよくお伝えしている

「動機が伝わる」

ということです。

 

そしてこれは、何も会話だけの話ではありません。

・販促物を作るときも

・事業を始めるときも

・組織を変えようとするときも

すべて同じです。

 

「売れるから」や「うまくいくから」という理由だけでは、相手の心は動きません。

「誰の、何のために」やるのか。

その動機が言葉の裏側から伝わって、

はじめて人は動かされるのだと思います。

 

ビジネスの現場でも

例えば、

●商品を説明するとき

・売りたいから話す → 売り込みに聞こえる

・お客様に役立つと思うから話す → 熱が伝わる

●部下に指導するとき

・ミスを責めたいだけ → 相手は心を閉ざす

・成長してほしい → 言葉は厳しくても温かい

同じ言葉を使っても、

そこに込められた思いや感情が、相手に伝わってしまうのです。

 

「自分の動機を整える」ために、私はいつもこんな問いをお勧めしています。

 

①なぜ、これを伝えたいのか?

②相手にどんな風になってほしいのか?

③伝えたあと、自分はどんな気持ちでいたいのか?

この3つを考えるだけで、

言葉の奥にある想いがクリアになります。

 

私がずっとお伝えしてきた「顧客起点」も、まさに同じです。

お客様のことを考えるだけでは伝わりません。

「なぜ、それを伝えたいのか」

「その想いが、自分の言葉や態度にどう表れるか」

ここが整っていなければ、どんなに言葉を飾っても相手には響きません。

 

だから私は、伝える技術も大切だけどその前に、こうお伝えしたいのです。

「売れるから」ではなく、

「誰の、何のために」伝えるのか。

言葉の裏にある思いや感情が伝わったとき、

人は動かされます。

そしてそれは、商売だけでなく、

人と人との信頼を育てる、いちばん大事なことだと思っています。

 

もしあなたが今、「伝えたいのに伝わらない」と感じているなら、

まずは自分に問いかけてみてください。

「私は、なぜこれを伝えたいのか?」

その答えが見えたとき、きっと伝わり方が変わっていきます。

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