2021年5月末
「去年のこの頃は、この先どうなるのか?がまったく見えなかったですね」
そんな話を、クライアントさんとしていました。
この先どうなるのか?がまったく見えないからこそ、
「自分たちがどうしたいか」を必死に考えた1年だったと振り返りながら。
では、今はどうなのか?
「この先どうなるのか?」は見えるのか?と言うと、
ずいぶんと見えるようになったと感じるのです。
まず、ひとつは今から年末までのこと。
ご存じの方も多いと思いますが、
2020年の日本の倒産件数は8000件を下回りました。
これは30年ぶりのこと。
これは間違いなく、銀行が無利子・無担保で貸してくれたからです。
ある意味、コロナのお陰かもしれません。
ただ、このコロナ融資の65%が借りて1年後に返済がはじまるのを
ご存じでしょうか?
おそらく「1年後には、おおよそ元に戻っている」という予想だったのでしょう。
理由はともかく、約60%の借り入れは、そろそろ返済が始まるということです。
つまり、コロナ融資で倒産が少し先延ばしになっただけで、
ここからが本番だということ。
そして、もうひとつ見えてきているのが、約1年半~2年後のこと。
ここ半年から1年でワクチンの接種ができ、コロナの騒ぎは徐々に収束にむかうはず。
でも、収束が見えた時、もしくは収束した後が本番です。
これだけの公的資金を使っているので、高い確率で予想できるのが増税です。
誰に、何を増税するのかにもよりますが、
もし消費増税などをしようものなら、、、、、思いっきり消費は落ち込む。
増税の種類にもよりますが、確実に不景気になり、需要はかなり落ち込みます。
すべての需要が落ちるのです。
という状況が2年後には確実にくる前提で、
その状況に向かって、しっかり準備をしていく。
「何をどうすればいいのか?」
これは、いままでwithコロナの商売でお伝えしてきたことがベースになります。
もちろん、最終的には個別な答えになると思うのですが、
ひとつの考え方とやり方には間違いないので、ご活用ください!
【withコロナの商売・5つのステップ】
https://gaea318.com/3985
←NEXT もし売上げが半分になったら
新しいビジネスモデルのつくり方 PREV→