さて、withコロナの商売として記事を書いて3記事目になりました。
より具体的にしていきたいと思います。
前回のおさらいです。
こんなことを書きました。
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・豊かさの消費から、生存と貢献の消費へ
・華美なものは必要なく、守りの消費へ
その上で、考えてみてください。
(自分に置き換えてみてもOKです)
・どんな人が、今どんな風に暮らしていますか?
(自分は、どんな風に暮らしたいか)
・どんな人が、今どんなコトに興味や関心がありますか?
(自分は、どんなコトに興味関心を持つだろうか)
・どんな人が、今どんな不安や不満、不便を抱えていますか?
(自分自身は、どんな不安や不満、不便を感じるのだろう)
そんな人を見ながら、自分たちの商売でできるコトはなんだろうか?
という風に考えていく。
自分の商売や売り上げを中心に考えるのではなく、
いまの消費の状況、人の状況や、その中にあるコトに目を向ける。
そこに商売を合わせていくのです。
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このような内容を、前回書きました。
詳しくはこちら↓
https://gaea318.com/3761
ここまでは、本当に基本的な消費の流れと、それをみる視点です。
この基本的な流れが、今後どうなっていくのか?ということもありますが、
ここは正直イメージできないというか、あまりイメージしすぎないほうがいい。
だって、誰も経験したことのないことなのですから。
だったら、逆により目の前のこととして、
「行動や実践につなげるには」のほうが大切になります。
前回のブログを投稿してから、
「なるほど、考え方はわかってきたけど・・・・・」
「もっと具体的に、どうすればいいんですか!!」
少しコトバは違うけど、こんなメッセージをいただきました^^
そうですよね、より具体的に!
もっと行動できるように!!
今回は行動につなげることができるレベルまで
できるだけ具体的にしていきたいと思います。
環境が変化し、消費が変化する裏側には、
人の中にあるココロの変化がみえるはずです。
少し思い出してみてください。
コロナウィルスが出現する前は、こんなことを言われていました。
「消費者は、個性化多様化している」と。
いろいろなコトを考え、そして望んでいると言われていた。
でも、コロナが出現して一つになったと思いませんか。
「コロナの影響を受けている人」
みんな、そうなったのです。
そして、環境が強制的に変えられ、僕たちの普段の生活が変わった。
その中で、人の中にあるコト(興味や関心ゴト、不安や不満不便を感じるコト)も
ある意味すごく分かりやすくなりました。
自粛要請の中、不要不急の外出をしなくなり、
仕事も在宅やリモートワークが中心になり、
外食もしなくなり、家でご飯を食べるようになった。
半強制的に、生活の変化を余儀なくされた中で、
消費につながる3つのキーワードが浮かんできます。
【免疫力アップ】
【ストレス解消】
【コミュニケーション】
この3つを、もう少し詳しく書いてみますね。
・免疫力アップ
→まだワクチンも薬もないので、自分で自分のからだを守る必要がある。
または、家族や大切な人の体を守ってあげたいから。
・ストレス解消
→働く環境、私生活の環境、学ぶ環境など様々な環境の変化により、感じているかどうかには個人差はあれども確実にストレスが多くなるから。
・コミュニケーション
→家族全員が家にいる時間が長いために家族間や夫婦間のコミュニケーションの取り方、仕事では会って話すことから、リモートワークでのコミュニケーションの取り方なども。
おそらく、この3つのキーワードは、
一人の消費者として考えても「わかる!わかる!」というのがあるのではないでしょうか?
そして、自分自身がしている消費も、多くの場合3つのうちのどれかか、
2つ以上の組み合わせになっているのではないかと思います。
ちなみに、僕自身は最近「小さな卓球台」を買おうと思ってネット検索しました。
※ちなみに、品切れで全て入荷待ちの状態でした(汗)
これは、家族が家の中にずっといるのでみんなで遊べるものを考えて、
そして体を動かすことでストレス解消になればと思ったのです。
ということは、僕の卓球台の消費には3つのキーワードのうち2つ。
「ストレス解消」と「コミュニケーション」が関わっているのです。
ここで、3つのキーワードをまず上げましたが、
もっと考えていくと、いくつかのキーワードがあると思います。
が、あまり多いと迷って行動に繋がりにくいので、まずは明確なものを3つ。
この3つのキーワードを、いかに今の商売に掛け合わせていくのか。
これが、いますぐにできるコトになります。
例えば、
飲食店のテイクアウトに掛け合わせてみると、どうなるの?
化粧品店のメイクに掛け合わせてみると、どうなるのかな?
洋服屋さんの洋服に掛け合わせてみると、どうだろう?
という感じです。
ここができると、具体的な行動、もしくは準備に取り掛かれます!
次は、飲食店をモデルにして、”掛け合わせ”を具体的に書いていきますね。
【withコロナの商売まとめはこちら】
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