先日、クライアントさんで医療関係の方がいらっしゃるので、
お会いした時に率直な疑問をぶつけてみました。
「日本って、欧米に比べて感染者数も、重症者数も圧倒的に少ないのに、
どうして医療現場がひっ迫しているのですか?」
僕の勉強不足なんですが、なんか引っかかっていたんですよ。
これだけ医療費にしっかり予算を組んで、制度も整っている日本で、
他に比べると少ない患者をどうして受け入れきれないんだろう?って。
すると、こんな答えを教えていただきました。
「それは、欧米の医療制度と、日本の医療制度の違いなんです」と。
「欧米はお金のない人は医療は受けれないようになってるので
コロナになったら死ぬしかないという場合もある。
でも日本は全ての人が医療を受けられるので、軽症でも診察しないといけない。
断れないのが日本の医療制度なんです。」
「日本は制度で、どの病気は、どこまで診て、どう対応するというのが決まっている。
でもコロナはその決まりがないので、ありとあらゆる手を尽くすことになるからひっ迫してくるんです」
それを聞いて、思わず「なるほど!!!」と言いました。
知らないことって、本当にたくさんある。
それを知ると、本当に医療従事者の方は、前例のない大変な状況の中、
いつになったら終わるかもわからない状況でいま必死に人のために働かれている。
僕たちは、感謝し、自分のできるコトをする。
これは、予防においてもですが、自分の仕事においても同じ。
周りがいろいろなことを言おうと、
医療従事者は自分の仕事の中で最大限努力されてる。
我々も何が起ころうと、自分の仕事の中で最大限努力すること。
それが、とても大切に感じます。
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