仕事は楽しいと思うようになったのはいつからだろうか?
おそらく「仕事は楽しいものだ」とはじめて感じたのは大学生の頃、
両親の仕事を手伝っているときだったと記憶しています。
両親の仕事は喫茶店で、
「350円のコーヒーを丁寧にたてて出す」
たった、それだけのこと。
でも、そのコーヒーを美味しく飲んで、
楽しくしゃべって「ありがとう、また来るわな」とニコニコと笑って帰っていくお客さんを、
笑顔で見送っていた姿を見て、そう感じたのを覚えています。
すごく単純なことだったはずなのに、
社会人になって会社勤めをしても、なかなか楽しいと思えなかった。
それからずっと、
両親をみて感じた「仕事が楽しい」と言う感覚を追い求め動いてきたように感じる。
その感覚を得たのが、29歳の時。
自分がやりたいことを、本気でやろうと決めた時から。
そして、その時これまで仕事が楽しくなかった訳に気づいたんだと思います。
楽しめない訳は、自分の中にあったことに。
それまでは、仕事が楽しくないのを他人のせいにしていたんです。
会社が悪い、上司が悪い、商品が悪い、景気が悪い、、、
自分の責任で仕事を楽しむと覚悟した時から、何をしても楽しくなった。
楽しい仕事は人から与えてもらうものでなく、
自分で創るものなんだと気付くのです。
どうせやるなら楽しいほうがいい。
そして、間違いなく楽しむことができるのです。
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