マーケティングコンサルタント GAEA<ガイア>松野恵介
商売の考え方って、人によって全く違うんだなぁと感じることがあります。
例えば
「ペットと旅行したい人が増えている」という情報と
「ペットと泊まれる宿が〇〇県には少ない」という情報があったとします。
ひとりの人は、
「だったら、ペットと泊まれる宿をつくればいいじゃないか」と考え、
もう一人の人は、
「ペットと一緒に旅行行きたい人って、どんなコトがしてほしいのかな」と考える。
最初の人は、
「だったら、どんな宿にすればいいんだろう」と次に考え、
もう一人の人は、
「自分で分からなかったら、わかる人に聞きに行こう」と考える。
最初の人は、
「考えが出そろったら、即GO！」と考え、
もう一人の人は、
「どうしたら、喜んでもらえるか」を考える。
こうして作られた二つの宿は、
最初は2つとも流行ったとしても、3年後には明暗が分かれてきます。
最初の人は、
「当たったこと」に喜びを感じ、また当たることを探しにいく。
もう一人の人は、
「もっと喜んでもらうには」を考え、どんどん宿を進化させていく。
当てる商売と、積み上げる商売。
いろいろな商売感がありますが、どっちがしたいか。
それによって、未来は変わってきそうです。
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