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会社にある「二律背反」を取り除く

2022/03/24更新:

 

「二律背反」というコトバをご存じでしょうか?

辞書で引くと、こうあります。

++++++++++++++

どちらも妥当な命題同士が、互いに矛盾する状態にあること。

互いに矛盾する二つのものが存在すること。

++++++++++++++

この様なことって、会社の中にありませんか?

二律背反って、いろいろなことでありますよね。

実は、最近この手の相談をお受けすることが多くなっているので、ここに書き留めておこうと思います。

社内に存在する二律背反はいくつかあるのですが、
一番大きなものが「あり方」と「やり方」

「社会性」と「収益性」と言ってもいいかもしません。

 

例えば社内で言うと、

「地域社会に貢献しよう!(あり方・社会性)」

と言いながら、

「儲けろ!利益がないと会社が続かない!!(やり方・収益性)」

こんなことは”当たり前”のようにあるでしょ(笑)

なんだったら、その矛盾こそが仕事だ!なんて思っているかもしれない。

 

でもね、おかしくありませんか?

社長が朝礼では「地域社会に貢献しよう」と言ってたのに、
部署内の会議では部長から「どうしても今月のノルマを達成しろ!」なんて言われたら、

どっちが会社として大切なの?と思っちゃいませんか?

 

「会社なんて、そんなもの」

「仕事としては、当たり前」

もしそう思っていたら、本当にそうなんでしょうか?

できるなら、この矛盾を解消したくないですか?

 

別の角度で、いろいろな会社を見てみましょう。

収益性優先の会社は、こう思っていたりします。

「まずは売り上げと利益だ!社会性なんてのは稼いでからで充分!」

そして社会性優先の会社は、

「こんなにいいことをしているのに、周りからの寄付金がないと会社が回らない」

という感じのところも多いのが現状です。

正直、どちらも楽しそうではないし、

矛盾の中で働いていると疲弊し、仕事がイヤになってくる可能性が高い。

ましてや、40代以上はこの二律背反を受け入れられても、

20代や10代の人はきっと受け入れることができません。

育ってきた環境が違うから。

 

でも、これから社会にでる若い人達が、

この二律背反を受け入れられないとどうなるのか?

 

「社会性」と「収益性」

この二律背反は本当に仕方のないことなのでしょうか?

 

実は、僕自身も大卒後サラリーマン時代に、

この社内にある二律背反に耐えきれず体を壊したことがあります。

「だって、こんな大きな矛盾って受け入れられないですよね?」

と、、、当時の僕の体が悲鳴を上げたのです。

 

なんとか復帰できましたが、

それ以降は「どうすれば、この二律背反することをつなげられるか」を

必死に考えてきたように思います。

だって、何度も体を壊すのはイヤですからね(苦笑)

・マーケティング

・心理学

・潜在意識

・イメージトレーニング

・才能學

などなど、いろいろなことを学び実践しながら、

たくさんのクライアントさんと関わらせてもらいながら、

いまは、こう実感しています。

 

この2つは二律背反ではなく”つなげることができる”

もっと言うと、つながらないと意味がないとさえ思っています。

 

だから仕方ないことではなく、これまでの当たり前を見直し、

”つなげていくこと”を考え行動することが大切になる。

そして、それができるのがコトマーケティングなのです。

 

コトマーケティングを通して、

社内の二律背反を取り除き、

豊かな仕事、持続する仕事につなげていきましょう!

若手の社員、これから社会に出る若い人たちのためにも。

そして何より、これまでこの二律背反にストレスを感じてきた自分自身のために。

「あり方」と「やり方」

「社会性」と「収益性」

をつなげていけるよう、会社の仕組みを見直していきましょう!!

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