「コロナ禍の変化に、どう対応するか?」
緊急事態宣言、マン防、ワクチン、オリンピック・・・
目まぐるしく変わる状況に、商売としてどう対応するのか?
対応策としては、どれがいいのでしょう
1:少し先を予測する
2:売れる商品を探す
3:お客様の状況を知る
先日伺ったクライアントさんでも、状況が変わり商売が閉ざされた状態から
見事に突破口となったのが「3」のお客様の状況を知ることからでした。
少し先を予測しても、すぐにくるってしまう
売れる商品を探しても、すぐに売れなくなる
こんな時こそ、お客様(ヒト)のコトを、
もっとよく知ろうとすること
見ようとすること
聞こうとすること
が大切だと改めて実感するのです。
「お客様は、明確な答えは出してくれないけど、ヒントはたくさん出してくれている」
これは、僕の父親のコトバですが、コロナ禍は特に活かされています。
以下は、拙著「売り方の神髄」に書いた文章の抜粋です
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●――お客様のことを知るには、お客様のことをよく見る
知るためには、どうすればいいでしょうか?
簡単です。
お客様のことをよく見て、何に困っているのか、何が欲しいのか……
それを察するのです。察するだけではいけませんね。
「どんなもの(コト)が欲しいですか」
「どんなもの(コト)が心地よいですか」
それを聞き出すのです。
もっとお客様を「知って・見て・聞き出して」いれば……
きっと状況は変わっていたのに。
残念です。
本当に残念です。
高度な技術は誰のものか。何のためのものなのか――。
必要なのか必要ではないのか。
そして、お客様は望んでいるのか。
望んでいるなら、どの程度か――。
そうやって、知って、見て、聞くことは、
決して売るためのものではありません。
消費者の生活を豊かにしたり、便利にしたりするものであるはずです。
だからこそ、「知る・見る・聞く」が本当に大切であり、基本になるのです。
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「お客様が出すヒント」
このヒントに気付くと、変化に対応できる。
コロナだから、商売の流れが変わる訳ではない
コロナで「人」のココロが変わるから、商売の流れが変わる
だからこそ【人を知る・見る・聞く】を心掛けたいですね。
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