大阪の事務所の2件隣りの韓国料理屋さん。
この店は、事務所から近いということと、
リーズナブルで美味しいということで何度か行ったことはあったのですが、
特に「行きたい」という店ではなかったんですね。
いわゆる、よくある「だたの店」です。
でも、先日行ったときに「行きたい店」に変わった。
正確に言うと「応援したい店」に変わったのです。
何があったのか?
それは、店長のコトバでした。
食事もおおかた済ませて、そろそろ帰ろうかと思ってたその時、
店長が席にやってきました。
そして、こう言ったのです。
「何度もお店にお越しいただきありがとうございます。
少しだけお時間をもらっていですか?」と。
行きたい店に変わる瞬間
名刺を出しだしながら、話しかけてきたのです
なんだ?売り込み?
なんて思いつつ、
店長の真剣なまなざしに惹かれて聞いてみた。
「実は、このお店は今年いっぱいで〆ることになりました。
私は雇われ店長ですので、店が閉まるとクビになります。
でも、このお店でたくさんの方にお越しいただいて、
美味しいと言って喜んでもらうのが僕自身嬉しくて、
なんとか独立して店を続けたいと考えています。
もちろん、お店が出せるかどうかもまだわかりません。
でも、もしお店が出せた時には、ぜひ来ていただきたいので、
連絡先のご住所をお聞かせいただいてもイイでしょうか?」
ずいぶんと要約していますが(汗)こんなことを言ってきました。
文字だけだと伝わりにくいかもしれませんが、
謙虚な姿勢で、でも情熱的で、真っ直ぐ目を見て話す姿を見て、
僕は、喜んで連絡先を書いて渡したのは、言うまでもありません。
彼を見て、改めて思ったことがあります。
どんな時代が変わろうとも、お客様をちゃんと見て話す。
「情熱」と「正直」というのは人の心を動かし、思いをシッカリと伝えていくんだなと。
なんか、大切なことを、この店長から教わった気がします。
店を出してほしい!
がんばれ有本さん!!
応援しています!!!
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