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値引きの恐怖を数字で知る

2021/03/31更新:

 

値引きって、感覚的に捉えている方が多いと思うのですが、

自分の商品を10%値引きしたら、どのくらいの数量を売れば同じ利益がでるのか。

これをしっかり把握している方は、どのくらいいるのでしょうか?

 

感覚的に、10%値引きしても、10%ちょっと数量が増えたら同じくらいじゃないの?

そう思っている方が多いのだとしたら、ちょっと危険です。

今回は、小売業のセミナーの時に使うスライドを活用して、
値引きの恐怖を感じてもらえたらと思います。

 

例えば、あなたは靴を仕入れて、ネット通販をしていると仮定してください。

靴1足の販売価格は 2,000円

靴一足の仕入れ原価は 1,000円です。

そこに、ネット通販で買ってもらったら、送るための箱代や資料、送料などを含めて

1件売れると400円くらい、これを変動費としたとき、1足売ると利益はいくらでしょうか?

 

販売価格 2,000円ー仕入れ原価 1,000円ー変動費 400円= 600円(利益)

 

この状態で100足売れたら、

600円×100足=60,000円の利益になります。

 

という単純な計算式から利益を求められます。

では、この販売価格を10%引いたらどうなるでしょうか?

販売価格が 2,000円から 1,800円になります。

 

販売価格 1,800円ー仕入れ原価 1,000円ー変動費 400円= 400円(利益)

この状態で100足売れたら、

400円×100足=40,000円の利益になります。

先ほどと同じように6万円の利益にしようと思うと、数量を1.5倍売らないといけないのです。

 

伝わっているでしょうか?

それを、カンタンな表にしたものがコレです↓

この表を見ると、20%割り引くと3倍の量を売らないといけなくなる。

10%の値引きで1.5倍、20%の値引きで3倍ですよ!

 

そんなに売れるでしょうか?

多くの場合は売れません。

20%値引きしても、せいぜい10%~20%の販売数量が増える程度でしょう。

ということは、値引きしてもかなりの数量が売れないと利益は減っているのです。

 

怖いでしょ。

 

数字は、メチャクチャリアルに事実を教えてくれます。

なんとなくという感覚でやっていることも、数字で見るとリアルになる。

 

反対に10%値上げすると、75%の販売量でも同じ利益になることがリアルに分かります。

 

値下げして、販売数を圧倒的に増やすよりも、

いかに付加価値を付けて、高くても喜んで買ってもらえるようにするか。

その方向で考え、進んでいきましょう!!

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