「なんで、厳しいところで戦おうとするのかな?」
と感じることが多々あります。
最近で言うと、「DXが必須だ!」と言うと誰もがDXをしようとする。
ビジネスモデルを考え直さないとというと、誰もが考える。
イノベーションも同じ。
少し前で言うと、「SNS活用」「スマホ対策」なんかもそうです。
それをやらないと!それさえやれば!それをしないと!
そう言って、みんな我先にと「言われたこと」「聞いたこと」に取り組む。
あたかも、自分が最初のほうに知ったかのように。
20年前だったら、それでも良かったと思います。
が、これだけネットが当たり前で、SNSが浸透してきてたりすると、
一気に情報が回り、皆がそれに集中する。
そこで競争が始まるのです。
でも、商売の上手い人はきっと、
「あぁ、みんな踊らされてるわ」と言う感じで見ているのだと感じます。
商売の上手い人というのは、「いまはDXだ!」とか「ビジネスモデルだ!」と言う人のこともそうですが、
実際にビジネスをしっかりと運営されている人のこと。
そんな人は、独自の視点で、独自の売り方で、独自の市場を創り出している。
でも、一見そんな風には見えないから、安易に真似もできない。
こうなると、もう競争なんて存在しない。
自分達と自分たちの周りの人(スタッフ)、そしてお客様が幸せになることだけ考えている。
そんな商売がステキだなと僕は思うのです。
競争の中から出ないと、一度勝っても、ずっと競争していかないといけない。
そんな不毛なことから脱出しましょう。
自分達には、自分達だけの価値がある。
それを見つけ、磨き、カタチにしていく。
そんなことが可能だと、クライアントさんが教えてくれました。
もっともっと、独自の価値を持った企業が多くなってほしい。
競争から抜け出し、独自のつながりをもった企業がふえると、
きっと社会もよくなる。
そう信じて、動いていきます^^
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