日経MJ12月13日の紙面のトップに、このような見出しがありました。
規模追求より「良い会社」へ
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ユニクロの柳井さんの言葉です。
これは僕の見解ですが、柳井さんは「大きい商売が好き」なんだと思っています。
何故好きかというのは、幼いころの経験や体験から。
だから、誰が何と言おうと、強い意志で規模拡大を目指してこられた柳井さんの
「良い会社」発言は衝撃的でした。
以下、記事の内容から抜粋です↓
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柳井氏の発言はコロナ禍で変わってきた
1月:世界で闘い、やっと金メダルを目指せるところに来た
4月:古い仕組みをスクラップし、ゼロベースで変える
5月:使命感を持ち社会に役立つ企業は生き残り、栄える
6月:コマーシャル、マーケティングを超えた ソーシャルな存在になる
9月:ピンチこそチャンス。そのチャンスをとらえた企業が成功する
10月:本当に社会に役立つ企業でないと、商品は買われなくなる
11月:世間から良い会社と尊敬されるようになりたい
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本当に、コロナ下で商売に影響を受けながら、
ものすごく考え、そして言葉もすごく変化してきたんだと思いました。
言葉でも、10月までは言い切っているのに対して、
11月の発言は「なりたい」という希望。
そして「尊敬」という言葉。
すごい変化だなと感じるのです。
ここからは、僕の意見です。
「尊敬される良い会社」
これは、withコロナの中で企業が目指すべき、ひとつの姿なんだろうと思うのです。
・売上が高い良い会社
・シェアが高い良い会社
・知名度が高い良い会社
よりも、
「世間から尊敬される良い会社」になる。
つまり、表面的な事でなく、本質的な意味で良い会社になる。
実際、そんな会社が繁栄する社会だということになります。
そう考えると、少しワクワクしてくるのは僕だけでしょうか^^
売れる会社から、役立つ会社、そして意味のある会社へ
そんな会社を目指す方たちと一緒に、考え行動していく
楽しみな2021年を迎えるべく、しっかり準備をしていきます!
2020年は未体験な年となり、
その中での経験から「どうしていきたいか」を思い描いた。
2021年は未体験な年が続き、
その中で思いをしっかりとカタチにする。
「尊敬される良い会社」は、ひとつのキーワードになる。
そう思えてならないのです。
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