先日、有難いことに、ある業界紙の方から取材を受けました。
ひと通りの取材を終えて、雑談的に聞かれたことがあります。
「コロナ禍では、まったく前例が役に立たないのに、
実際にはどのように始動されているのですか?」と。
何の気なしにした質問だと思うのですが、
改めて考えるとそうだなあと思ったんですよね。
これほど全世界が一斉に危機的な状況になったことは、これまでない。
長引くウィルスへの対応はどうするのか?
特に観光業や飲食業は、今後どんな展開をしていけばいいのか?
経験値も、前例も役に立たない今、
どうしてクライアントに、コンサルタントとして指導しているのか?ということ。
こう聞かれて、改めて考えてみると答えは2つなんですよね。
ひとつめは、「コト売り」「コト視点」を伝えていることに変りはない。
※コロナ禍だからと言って違うことをするわけではなく、
コト売りをコロナ禍でもしっかり活用してもらえるようにして伝えていくこと。
ふたつめは、これまで指導していると思ったことがなく、
僕自身はクライアントさんを応援しているのだからコロナ禍も変わりない。
※前例や経験値で指導をしているという意識が元々ない
ということは、コロナ禍であろうがなかろうが、
まったく関係なく、
「コト売り」を通してお客様のしたいことを応援していくいうことになります。
「なーんだ、変化しろって言ってるお前が、一番変化してないじゃないか」
なんとことを思われる方もいるかもしれませんが、
軸(スタンスや思い)なんてそう簡単に変えるものでもないし、
変えるのはやり方であり、伝え方なんだと感じるのです。
というような話を、取材してもらった方にしたところ、
妙に納得されていたのが印象的でした。
どれだけ状況が変わろうとも、変えることは変える。
変えないことは変えない。
変えないことをベースに、取捨選択し、変えるべきところを変える。
そして、新たな社会の、新しい商売のカタチを創り出す。
そんなお手伝いをしていけたらなと思っています!!
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