コロナは、いままで惰性でやってきた仕事や、
やらなければいけない仕事をリセットする時期になってくれている。
そんな印象を受けます。
ただ、それができるかどうかは、自分次第。
何かを得ようと思うと、何かを捨てなければいけない。
どうせなら、スパッと捨ててしまいたいものだなと思い、
どんなことが捨てれば楽しくなるのか?
何から解放されたほうが、楽にすすめるのか?
楽しく面白く、周りと一緒に笑って仕事をしていくために考えてみました!
1:仕事はつらく厳しいものからの解放
「仕事が我慢してるするもの」
「仕事はつらく厳しいもの」
「仕事は理不尽なもの」
なんて思っている方も多いと思います。
が、基本的に仕事なんてそんなものです(笑)
楽しいことばかりなんてことはない。
でも、そんな仕事でも少しでも楽しくしようと思えば、できることはいっぱいある。
どうすれば楽しくなるのか?
趣味を取り入れれば楽しくなる?
好きな人と働けば楽しくなる?
好きな場所にいけると楽しくなる?
楽しくなる方法を考えて、仕事に取り入れてみる。
仕事の楽しさは、人から与えられるものではなく、自分で創り出すことができる。
だったら、やってみたほうがいい。
きっと、いまより楽しくできる方法はいっぱいあるはずです!
2:部下は育てないといけないからの解放
真面目な人がリーダーになると、こんなふうに考えることが多いなと感じます。
「部下を育てないといけない」
「方向性を示さないといけない」
「やり方も考えて、やらせないといけない」
真面目すぎです(笑)
成長するのは部下自身であり、それをサポートするのが上司の役割。
一度、自分自身が成長してきた過程を思い出してみて欲しいのです。
やり方も考え方も、上司から言われたことを守って成長してきましたか?
きっと、自分で考え、悩み、生み出し、成長してきたのではありませんか?
そして、それを上司は温かく見守ってくれた。
としたら、自分が部下にやることは?
信じて、任せて、最後はケツをふく覚悟だけ持っていれば十分です!
部下は、部下自身の力で育ってこその成長ですから!!
3:予算からの解放
これ、なかなか解放されませんよね(汗)
数字には魔力があるように思います。
ただ、売上げ数字は結果だと思うようになって、少し楽になった記憶があります。
そう、数字は結果。
結果を変えるには、プロセスを見直すしかない訳です。
だから、数字にこだわらずプロセスにこだわる。
そして、営業や販売は、クロージングが命だと思うとしんどくなるので、
自分たちの強みと、その強みを欲しがってくれる人をマッチングさせること。
こう捉えると、合う先を探すことになるので楽になります。
頑張るなという訳ではなく、
頑張り方や、頑張る方法を変えてみると、少し楽になることってあるのです。
結果に集中するのではなく、プロセスに集中する。
きっと、結果が変わってくるはずです!
4:理念からの解放
理念はなくてはならない。
けっして、そんなことはありません。
形だけの理念なら、ないほうがいい。
理念を体現していけるかどうかが、理念を活かすかどうかになってきます。
理念自体が大切なのではなく、理念を体現して活かされることが大切です。
「〇〇のために」と朝礼で何度言っても、それは体現されることはありません。
だったら「〇〇のためになる」行動を考えてやってみる。
その中で、喜ばれた実感、感謝された実感が、次の行動を創っていきます。
その行動が積み重なって、実感したコトバが理念になる。
行動と実感が、理念に結びつくと思って、まずは行動しましょう!
5:潰してしまうかもしれないからの解放
経営者、とくに後継者の方の一番の縛りが「潰してしまうかもしれない」ということではないでしょうか。
カタチあるものを引き継ぐという後継者の方は、本当に大変だと思う。
でも、その大変さを一番感じさせるのが、「潰してしまうかも」という概念なんだとも思うのです。
「潰したっていい」
そう考えられると、すごく楽になるのに。
でも、僕自身も父親になって思うことがあります。
親って、どんなことがあろうと子供が苦しむ姿は見たくない。
「潰しちゃいけない」と苦しんでいる姿は見たくないと思うのです。
あなたが親ならどうですか?
そして、もうひとつ。
心理学の話をすると、「潰してはいけない」という思いからの行動は、潰れる現実を招きます。
そして「●●したい!」「〇〇してあげたい!」という思いからの行動は、それが現実になる。
だったら、自分の意志をもって、それに賛同する人たちと進んでいったほうがいい!
潰してもいいんです!
あなたは、あなたの思いで、あなたのチームをつくる。
きっと、それが両親も望んでおられるはずです。
6:あなたには可能性しかない
どんな状況であっても、その中に可能性を見出すか、不可能な理由に目を向けるかは自分次第です。
どんな小さなものであっても、可能性を見出そうとすると、可能性が見え、それが実現されていきます。
反対に、不可能だと思えば、まずかな光も見えなくなる。
可能性は、誰かほかの人が与えてくれるものではなく、
自分で、自分の中に見出せるかどうかにかかっている。
という、偉そうなことを言ってみたものの、僕自身もできませんでした。
できない理由を探せば一級品だった僕です。
でも、できない理由を200個あげようが、1000個あげようが、できるようにならない。
それどころか、自分の体が壊れていくのを感じた瞬間から、変わったように感じます。
できれば、カラダなんて壊さないほうがいい。
だから、経験者として伝えたい。
「できない理由」よりも、「できる方法」を一つ探して行動する。
きっと、そこからあなた自身の可能性が広がりだす。
本当に、そう感じるのです。
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