コロナ禍で大きな影響をけている業種に飲食店があります。
しかもチェーン展開しているところは大打撃で、多くの店舗を閉鎖している。
そんな中で、関西を中心にラーメン店を展開していながらも、
昨年対比120%超えの会社があります。
その店の中身を知れば知るほど思うのは、
【総合力】があるなということ。
例えば、飲食店で考えてみたいと思います。
飲食店の構成要素って、大きく分けて5つあると考えています。
モノ・・・美味しいか、メニューが豊富、珍しいものがある
ヒト・・・気遣い、心遣い、接客
思い・・・理念、お客様への思いや哲学
伝え方・・・強みの伝え方や見せ方のテクニック
価格・・・安さ
この5つの項目中で、
・どこかが突出しているか
・どの項目もそこそこの基準に達しているか
で繁盛していたものが、コロナ禍ではそれでは難しくなってきている。
いま繁盛しているお店は、すべての項目で高水準な店だけなのです。
先ほどのラーメン店で言うと、
中心は「思い」で、そして「モノ」「ヒト」は高水準で、
「テクニック」と「価格」は標準以上となっています。
そして、そのお店がコロナ禍で「伝え方」まで高水準にもってこようとしている。
こうなると最強ですね^^
これまでは、「偏り」や「とんがり」のように突出したものが求められてきたように思いますが、
突出したものは大切ではありますが、もうそれだけでは難しい。
「とんがり」だけにこだわりすぎず、総合力とバランスを大切に伸ばしていく。
これが必要な時代になってきたと感じます。
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