コロナ禍に入ってZoomなどリモートでの講座をしたとき、ふと感じることがあります。
「アイデアが出てきにくい」と(汗)
もちろん、アイデアが出てこないわけではありません。
しっかりと参加者の話を聞き、さらに詳しく聞き、
その中で何が必要なのかを考え、頭の中にある情報を抜き出す。
リアルの勉強会と一緒のことをやっているのに、なぜか「出にくさ」を感じるのです。
あなたは、そんなことを感じたことはありませんか?
これまで自分自身に経験したことが、頭の中の引き出しに整理されている。
頭の中にある情報は変わらないはずなのに、どうして出にくいのか?
同じように、リモートで社内ミーティングをしていても、一通りの意見は出るけど、
なかなか深まらない、リアルの時のようにひらめきがない。
そんなことはありませんか?
どうしてなんでしょうか?
リモートに慣れていないだけなんでしょうか?
興味があって、いろいろな論文を読んでみたのですが、
これはそうだなと思ったのがあります。
・日本人は、非言語コミュニケーション(言葉でしゃべらず、察するのような)が得意であるためリモートでは察しにくい。
・自分の意見をうまく言葉で言い表すことができない。
どうでしょうか?
個人的には、日本人の特性があるんだなと、少し納得しました。
ですが、個人的にはこう思います。
「アイデアや発想の原動力は【感情】なのだ」と。
リアルに比べてリモートだと、
・相手がどれくらい困っているのか
・相手がどれくらい悩んでいるのか
・相手がどれくらい喜んでいるのか
・相手がどれくらい納得しているのか
などなど、その時の感情が変わりずらいのです。
これは、僕だけではないと思うのですが、
人は感情に触れて、自分の感情が起こされるところがあると思っていて、
「相手の感情に触れれば触れるほど、自分の感情が沸き上がる」
その中で、「なんとかしたい」「なんとかしてあげたい」という気持ちが、
たくさんのアイデアの引き出しを開けていく。
僕は、そんな気がしています。
この「感情」が、リモートのほうが伝わりにくいのです。
だから、結果的に「リアルに比べリモートは、アイデアが出にくい」
そう感じるのかもしれませんね^^;
とはいえ、リモートでもっと感情を受け取る方法も探していきたいものです!!
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