個別で関わらせてもらっているクライアントさんが、売り上げも利益も伸びに伸びています。
嬉しいなぁと思うと同時に、僕は何かできてるんだろうか?と不安になったり(笑)
大企業も一部ありますが、多くは中小企業。
業種も業態も違う中で、唯一共通しているものがあります。
「はやさ=スピード」
この「はやさ」というのは、中小企業にとって命綱のように感じます。
その「はやさ」がどうして生み出されるのか?
クライアントさんの多くは、とにかく「はやい」のです!
ほんの一例ですが、こんな感じです。
例えば、外壁塗装のマツミさんだったら、
2~3日後に迫ったリフォーム展の出店について最後の調整をしていたら、
全く違うアイデアが出てきて、みんなが「そっちのほうが絶対にいい!」となると、
スタッフ総出で一気に変更に取り掛かり、展示会に間に合わせます。
通常だったら、いまからの変更は無理だと思って諦めますよね。
例えば、室内ドアメーカーの神谷コーポレーションさんだったら、
「ドア」の新商品のアイデアを思い付いたら、仕様書なんかそっちのけで、
一か月以内に試作品を作ってしまう。
通常だったら、半年以上かかるのは当たり前で、大企業は年単位でかかります。
とにかく「はやい」
でも、ただ単に「はやい」だけではありません。
「はやい」うえに、「成果」につながっているのです。
そこで考えました。
「はやい」というのは大切だけど、どうして「成果」に直結するのか?
実は「軸」がしっかりしている。
ということが共通点なんですね。
ある意味、「軸」がしっかりしているから「はやい」ともいえる。
「軸」とは、コトマーケティングでいうところの「独自化コピー」です。
※独自化コピーとは
差別化ではなく、独自化(独自の価値を持つ)に向かってのコピーのこと
マツミさんの独自化コピーは
【親兄弟の建物と思って塗らせていただきます】
スタッフみんなが、常に「相手が親兄弟だったら」ということを考え実行します。
だから展示会出展でも「来場する人が親兄弟だったら、どうしてあげたい?」と
考えていく中で「これだ!」と思ったら躊躇なく変更するわけです。
だって、そのほうが「思い」を実現できるんですから^^
神谷コーポレーションの独自化コピーは
【たかがドアから、だからドアへ】
正直、家づくりの中でドアのことを真剣に考えている方は、ほとんどいません。
だから「たかがドア」と思っている人が多い中で、専業メーカーとして
家づくりの中で「ドア」ができることを追求していってるのです。
だから「このドアなら役立つ!」と思えば、すぐ実行です。
考えだけでは分かりにくいので、すぐに現物を作る。
目に見える状態で判断するというのが、スタッフみんなに染みついているのです。
◆https://www.fullheight-door.com/◆
そう考えてみると、「はやい」の裏側にあるのは、
判断基準となる「軸」があるということ。
これが大きいように感じます。
ただ「はやい」だけではなく、「成果」につながるのは、
「軸」があるからなんですね^^
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