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【「視点」ではなく「起点」にするだけで、商いが変わる】

2025/08/08更新:

 

「お客様のことを考えてPOPも作ったし、説明もしてるのに、なぜか売れないんです…」

この原因は、とてもシンプルかもしれません。

それは、まだ「起点」になっていないから。

 

今日は、「視点」と「起点」の違いを整理しながら、カンタンな事例もお伝えしていきたいと思います。

「視点」と「起点」は似て非なるもの

視点 とは、お客様になったつもりで考えることです。

「きっとこう見えているだろう」

「こう思うだろう」

そうやって、売り手の想像で組み立てたものです。

もちろん、視点を持つことは大事です。

でも、それはあくまでも 想像の世界 です。

 

一方、起点 は、

お客様の 現実の声や感情を出発点 にすること。

お客様が実際に口にした言葉

その場で見えた表情や迷い

ふと漏れた「つぶやき」

そうした「生きた情報」から始めるのが起点です。

 

視点は「上から見た理解」

起点は「横に並んで聴いた共感」

 

視点は、言わば「お客様を上から見ている」状態。

起点は、「お客様の横に並んで聴いている」状態です。

この差が、商いを大きく変えます。

 

■飲食店で起こった、起点の力

ある小さなカフェのお話です。

当初、店主さんはPOPにこう書いていました。

「厳選した豆を自家焙煎。香りと深い味わいをぜひ。」

「お客様は香りや味を求めるはず」という 視点 で作ったPOPです。

 

でも、常連のお客様がふとつぶやいたんです。

「最近仕事が疲れてて…ほっと一息つきたいんだよね。」

それを聞いて、POPを書き換えました。

「今日は少し疲れたあなたへ。

ひと口飲むと、ホッと肩の力が抜けるブレンドです。」

 

すると翌週から、

「それください、疲れてるんで(笑)」

と言うお客様が増えました。

 

■アパレルでも変わった「起点」

次はアパレルの現場です。春の新作ワンピースを推していたお店。

POPにはこう書かれていました。

「春の新作!女性らしさ引き立つデザイン」

でも、なぜか試着まではしても、買わずに帰る人が多い。

 

そのとき、スタッフが試着室から聞こえたつぶやきを聴き逃しませんでした。

「これ可愛いけど…会社に着ていけるかなぁ…」

そこで、POPをこう変えたのです。

「この一枚で、休日もオフィスもOK。

派手すぎず、華やかに魅せます。」

 

すると「これなら大丈夫!」と思い買う人が急増しました。

お客様が欲しかったのは、春らしさではなく

「会社にも着ていける安心感」 だったのです。

 

視点を「起点」に変えるだけで商いは動く

商いは、商品の魅力を伝えることではありません。

お客様の気持ちから始めること。

 

あなたの商いは、「視点」で止まっていませんか?

 

お客様が実際に口にした言葉や、ふと見せた表情。

その 現実の声 を、出発点にしてみてください。

きっと、商いの景色は変わります。

 

商いを変えるのは、難しいテクニックではありません。

「誰かの気持ちから始める勇気」 です。

 

今日、目の前のお客様は、

どんな小さなつぶやきをしているでしょうか?

ぜひ聴きにいってみてくださいね^^

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