7月31日に東京で坪井さんとのコラボセミナーをさせてもらいました。坪井さんとのコラボは、これで3回目。
慣れているといえばそうなんですが、実は前の2回とは全く違う環境でのコラボだったんです。
どう違うかというと、いままでは僕自身が主催していて、今回は、僕以外が主催だということ。
もう少しいうと、主催はウィザップさんという会社で、
ウィザップさんは坪井さんのコンサル先なんです。
ということは、坪井さん主催と言っても過言ではない。
同じ人がやるコラボでも、主催が変わるとどうなるのか?
「そんなもん、同じ人がやるんだったら一緒でしょ!」
という声も聞こえてきそうですが、、、、
これがね、なかなか一緒にならないから面白い!
今回のような場合は、「特に」です。
だって、伝えたいことが全く違うんですから(笑)
ここで、それぞれの考えを簡単にお伝えしておきますね。
坪井さんは、元々「個人ブランディング」をすすめている方です。
中小零細企業は、個人個人がブランディングして、その集合体になることだけが生き残る術だということ。
僕はというと、チーム(組織)の活性化をおススメしている。
お客様をちゃんと見て、お客様にできるコトをチームで考え実践して、
お客様に喜ばれること、できることを増やしながらチームを活性化していくというもの。
「坪井VS松野=個人ブランディングVSチームの活性化」
こういう図式なんですね。
その様子は、セミナーの予告編の動画から、対決ムードが漂ってました^^;
あなたは、どちら派?(笑)
ま、対決がどうなったかはさておき、僕自身改めて実感したことがあるんです。
それは、個性というものは「結果よりプロセスの中にある」
コトバを変えて言いますと、個性は「なぜ」の中にあるということ。
つまり、坪井さんの個性は、
「個人ブランディング」と訴えかけることではなく、
なぜそうしたいのか?
なぜ、そうおもったのか?
という「なぜ」というプロセスの中にこそあるということ。
ん!?伝わってない??
もう少し噛み砕いていうと、個人ブランディングが必要だ!という方はたくさんいるけど、
たくさんいる人の中で「坪井さん」という個性は、
どうして「個人ブランディング」が絶対に必要だ!と思ったかという経験のなかにある。
平ったく言うと、「なんで、そう思うの」ってやつです。
だって、この経験というのは坪井さん独自のモノでしょ。
全く一緒の経験をした人なんてだれ一人いない。
だから、「経験=個性」なんです。
坪井さんには、坪井さんの経験があり、その中から信じるものがあり、それを伝えている。
僕には、僕の経験があり、その中から信じるものがあり、それを伝えている。
対決というスタイルをとりましたが、これは勝負を付けるものではなく、どちらが正しいというものでもなく、それぞれの経験からくる個性なんだと。
だから聞いてもらった方も、どちらが正しいかや、どちらかを選ぶというよりも、自分の個性に目を向けてみていただきたいのです。
「経験そのものが個性である」
どんな経験も無駄な経験などはなく、その経験があるからこそ個性が生れるんだと。
だからこそ見直してみる。
・どんなコトをしてきたのか?
・そこから何を思ったのか?
・感情が揺れたことは?
・それはどうして揺れたのか?
・親から何を教わったのか?
・今までで影響を与えた人は?
・それは、どんな影響だったのか?
・どうしていきたいのか?
・それは、なぜ?
こんな感じで、過去の経験を思い出しながら、
●誰に、どんなコトができるのか(独自化コピー&エピソード)
を明確にし、
●それが、もっとどうしたらできるのか
を考えて実践する。
経験を振り返り、方向性を決めるのです!!!
経営者やリーダーは、それがそのまま組織の方向性になるのです。
社訓や社是のように難しく考える必要はありません。
まず決めて、周りに話、動ける人と動いてみる。
動いた中で、ちょっと違うな?もっとこっちのコトバだな?など、行動し、経験しながら、腹に落としていく。
だって経験が、そのまま個性になるんですから。
決めて、動いてみましょう!
実は「コト売り実践塾」で、この経験を振り返りながら方向性を決めると言うことをやっていますので、参考になればと思い「独自化コピーとエピソード」というカテゴリーで少しずつ紹介していきたいと思いますね。
他の人の実践例を見ながら、自分にお聞かせていってみてください!
やっぱり一人では難しいというかたは、一緒に考えましょう!!
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