「人は役割があって生まれてくる」
ということは、本当によく言われることです。
僕もそう思いますし、その役割を探す旅をしているのが人生なのかもしれません。
そういう意味では、経営者になる人にはその役割があり、
その役割を踏まえて経営をしていくことで独自の価値が生まれる。
そんなことをずっと考えながら、
どうしたらクライントさんの「独自化」ができるのかを考えてきました。
そして最近は、間違いなく【法人】にも人格があり、役割があると感じるのです。
ただ、これは全ての法人がそうであるとは限りません。
でも間違いなく、役割がある法人があるのも事実です。
例えば、
(誤解を恐れずにストレートに表現しますね)
幹部の人の多くが、元々少し社会に適合しにくい人だったのが、
この会社に入ることにより変化し、社会に役立つ人に成長していっている法人があります。
現在の社長は、バイトの面接さえもまともに受けられなかった人ですし、
引きこもりだったひとや、カラーギャングだった人が、
メチャクチャ商売人として輝いている法人なのです。
そんな人が集まる法人には「人の変化を応援する」という役割がある。
そう思いませんか。
それが、アパレル業だったら
「洋服を通して、人の変化や成長を応援する法人」として、
独自の道を歩むと、これまで以上に社会の役に立つ。
他の会社にはない独自の価値がソコなんですから。
競合他社と同じようにトレンド商品を売るのではなく、
自らの役割を考え、それをカタチにして届けていく。
自分たちが受け取ったことを、次はお客様に渡していく。
受け取ったからこそ、伝えられるコトがあると思うのです。
「アパレル業とは、トレンドを売る商売だ」
そんな誰が決めたか分からないような常識は必要ありません。
自分たちの中にこそ、自分たちにしかできないことの種がある。
その種を発見し、どうすればお客様に届くかを考えカタチにする。
商売とは、お客様への思いや考え、哲学をカタチにしていくことですから。
そんな自分たちの役割に経営者や幹部社員が気付いた時から、
個々のチカラが集結して、すごく大きなパワーになるんだと実感しています。
劇的な変化の年になりますね、きっと^^
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