「自社をPRしてください」
「自社紹介をしてください」
と言われたら、何からはじめますか?
・沿革や歴史?
・理念やビジョン?
・業務内容?
どれも正しいようにも思えますが、
自分達の何からアピールしようか?よりも、
相手が知りたいことは何か?を考えてみる。
沿革が知りたいのか?
ビジョンが知りたいのか?
きっと、それよりも「何をしてくれるの?」ということ。
ある意味、誰もが自分を中心に考えているのです。
PRする側は、売り手側のこと
消費者側は、買い手側のこと
このままだとすれ違って、伝わるものも伝わりません。
このギャップを合わせるのはどちらか?
もちろんお客様が合わせてくれることはないので、売り手側が合わせる。
相手の知りたいことを伝えるのは、販促も自社PRも同じです。
ということは、自社PRのスタートはどうすればいいのか?
それは「問題提起」です。
簡単に言うと「こんな課題ってありませんか?」
これをテータを用いながら伝えることからスタートするのです。
住宅メーカーさんが消費者にPRするなら
「うちの家は、●●な家です」と言うよりも、
「家は3回建てないと納得できる家ができないってイヤじゃありませんか?」
建材メーカーさんが、住宅メーカーさんにPRするなら
「建材は5つのカテゴリーで、1000種類以上取り揃えています」よりも
「坪単価が上がらないことで、お悩みではありませんか?」
ホームセンターが消費者にPRするなら
「便利なものが2000以上も揃っています」よりも
「共働きのご夫婦は、ちょっとでも時間が欲しいと思っていませんか?」
ガーデニングショップが消費者にPRするなら
「200種類の花と苗でお出迎えします」よりも
「大好きなガーデニング、ちょっとマンネリ化してきてると思ってませんか?」
いかがでしょうか^^
相手(お客様)の反応が変わってくると思いませんか?
あなたの会社(お店)は、
「誰の」「どんな課題(問題)」を解決しようとしているのか?
これを明確にして、そこから自社PRをすることをイメージしてみてください。
そうすることで、自社の価値の伝わり方が変わる以上に、
自社の価値の見直しができるはずです。
こんな風に↓
〇建材メーカーさんが、住宅メーカーさんにPRするなら
「坪単価が上がらないことで、お悩みではありませんか?」
→坪単価を上げるにはどうすればいいのかと考え提供する
〇ホームセンターが消費者にPRするなら
「共働きのご夫婦は、ちょっとでも時間が欲しいと思っていませんか?」
→面倒を省き、共働きの夫婦に時間をつくるにはどうすればいいのかを考え提供する
〇ガーデニングショップが消費者にPRするなら
「大好きなガーデニング、ちょっとマンネリ化してきてると思ってませんか?」
→マンネリ化防止をして、さらにガーデニングを楽しんでもらうにはを考え提供する
こうして、人に対して「できるコト」が増やしていくことで、
会社やお店の価値は高まっていきます。
そして、それが利益に反映してくるのです。
今すぐに、取り掛かってみてくださいね^^
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