「マーケティング思考をチームに根付かせたい」
「学んだことを、自分たちの中に落とし込みたい」
「知識を、自分たちの知恵に変えたい」
そんなご相談をお受けすることが多くなりました。
あなたは、そんなことを思ったことありませんか?
もしくは、
「マーケティングや販促の塾にスタッフ数名で行って、
一緒に学んだのはいいけどなかなか成果に繋がらない」
「講師に会社で講義をしてもらったけど、なかなか身に付かない」
というようなことってありませんか?
”せっかく情報をみんなで共有したのに活かせていない”
実は僕自身も、この10年くらいは色々と試行錯誤をしてきました。
基本的には、関わる時間と成果は確実に比例します。
・コト売りセミナーにご参加の方
・セミナーからコト売り実践塾にご参加の方
・個別コンサルで毎月伺う方
こうなると、やっぱり個別で伺うところが成果に繋がるし、
学んだことを現場で活かしてもらうことができます。
しかしながら、セミナー参加や塾参加の企業も、
現場で活かし、成果を出してもらっているところもある。
何をしているんだろうか?と聞いていった結果、
個別で関わってやっていることを、独自で社内でされてたんです。
例えば「コト売り」をチームで学んだとすると、
新しい知識を共有したことになります。
ここまでは皆さんがしますが、ここで終わる人が多いのです。
実は「新しい知識の共有」のほかに、あと3つ共有すると、
学んだ知識が自分たちのものになるんです。
その3つとは?
・実践したことの共有
・結果の共有
・プロセスの共有
になります。
少し具体的に書きますね。
例えば「コトのPOPの書き方」をチームで学んだとします。
1:新しい知識の共有・・・コトのPOPの書き方
2:実践したことの共有・・・コトのPOPの書き方を学んで各自で実践して書いてみたPOP
3:結果の共有・・・コトのPOPを店頭に置いてみて、どのような反応があったのか(良いことも、悪いことも)
4:プロセスの共有・・・どうして、そのPOPを書こうと思ったのか
こうして、4つの共有をチームでしていくことで、
学んだことが現場で活かされていきます。
なぜ、このような4つの共有が必要なのか?
いくつかポイントはあるのですが、一番大きなものはコチラ
「最初に知識として学んだことは、受け取り方がそれぞれ違う場合が多い」
ということ。
カンタンに言うと、それぞれ違った理解をしていることが多いのです。
違った理解をして、それぞれ実践して「結果が出ない」と思って諦めるケースが本当に多い。
もったいないんです。
1:新しい知識を共有→インプット
2:実践を共有→アウトプット
(※インプットしたものの理解がアウトプットすればわかる)
3:結果を共有→答え合わせ
(※結果から、どうしてよかったのか?どこが悪かったのか?を知る)
4:プロセスを共有→思考を共有する
(※どのようなことを考え、何を見て、どうしたか)
この様に、1だけでなく、2~4を共有することで、
チーム全体に学んだことが腹に落ち、現場で活かされるようになります。
4つの共有で、学んだことをチームに落とし込み、
思いっきり活用していってください!!
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