「お客様が、本当に欲しいものや、してほしいことって何ですか?」
これに明確に答えられる人は、確実に利益を上げている。
モノが有り余って、成熟した社会で、お客様に
「何が欲しいですか?」と聞いても、なかなか答えは出てこない。
お客様自身も、分かっていないことのほうが多いんです。
例えば、「安くしてほしい!」と言われても、
「どうして安くしてほしいのですか?」と聞いていくと、
「どれも一緒で選ぶ理由がないから」なんてことに行き着くことが多い。
表面的(顕在的)には気付いてなくても、
ココロの中(潜在的)では確実に欲求を持っているのです。
この潜在的欲求=「本当に欲しいもの」「本当にしてほしいこと」に気付けば、
商売は圧倒的にカンタンになります。
では、どうしてお客様の「本当」に気付くのか?
僕は、販促対話が一番です。
POP1枚、看板一つ。
こういった販促を通して、対話をしていくのです。
先ほどもお伝えしたように、「何が欲しいんですか?」と聞いても
明確な答えは返ってこない。
だからPOPの文言を通して、語り掛けてみる。
お客様が反応したものが答えです。
コトバが通じたということなのです。
++++++++++
青森産【ふじ】りんご
リンゴ農家の青木さんがつくりました
一個 200円
++++++++++
というコトバか?
++++++++++
家族是認を笑顔にする魔法の食べ物♪
熟成期間に甘さの秘密が!
笑顔になるりんご 一個200円
++++++++++
というコトバか?
もし、下のコトバに反応したら、
「あっお客様は、ただ単にリンゴが欲しいわけじゃなくて、
食べ物で家族を喜ばせたいんだ!」
ということに気付いてくる。
となると、もっと家族に喜んでもらうには何が必要かな?どうしたらいかな?と
考えるようになる。
この「実感」を積み重ねることで、確実にお客様のココロに近づいていくのです。
だから、販促は売るためのものではなく、
お客様のココロと対話するためのもの。
こう考えて、販促対話を繰り返してみてください。
きっと、お客様の「本当」に気付いてきますから^^
もちろん、対話は「モノ」ではなく「コト」で!!
お客様の中にある「コト」に語り掛けてくださいね。
←NEXT すばらしい環境に感謝しかありません