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10%値引きをすると、いくら売り上げを上げないといけないのか?

2020/02/18更新:

 

「値引きをしないと売れない」

特に小売店の方からよくお聞きします。

さらにネットショップになると、かなり頻度があがります。
ショッピングモールが値引きや割引のキャンペーンばかりですからね。

そんな環境にいると「値引きするしかないか」と当たり前に考えるようになる。

 

そして「値引きしたら売れた!」ということになると、
余計に「値引きへの意識」が高まってくるのは、
もしかしたら仕方ないことなのかもしれません。

 

でも、少しだけ考えてみてください。

ざくっと「この値引きしたら売れるだろう」と思っていませんか。

 

ご存知ですか?

10%値引きしたら、どのくらい売上げを伸ばさなと合わないか。

 

なんとなく、10%値引きしたら10%以上売上が上がったらいいんじゃないの?

そんな感じに思っていませんか?

 

一度、分かりやすいのでネットショップで考えてみましょう。

(通常売価)  2,000円
(仕入れ原価) 1,000円
(配送や包装代) 600円
(利益)     400円

10%値引きすると
(値引き価格) 1,800円
(仕入れ原価) 1,000円
(配送や包装代)600円
(利益)    200円

ということは、2倍売らないと、同じ利益は得られないということです。

100個売れてたものを、200個以上売らないといけないのです。

もちろん、原価率や配送代や包装代などの変動費などによって変わってきますが、
一度計算してみると、予想以上に売らないと利益が取れないことに気付きます。

 

逆に、10%値上げしてみるとどうでしょうか?

(通常売価)  2,000円
(仕入れ原価) 1,000円
(配送や包装代)600円
(利益)    400円

10%値上げすると
(値上げ価格) 2,200円
(仕入れ原価) 1,000円
(配送や包装代)600円
(利益)    600円

となりますので、約66%の売上げで同じ利益が得られることになります。

もし、80%も売れたら、いままで以上の利益が出るのです。

 

10%値引きをして、2倍以上の売り上げを上げるのか?

10%値上げして、66%以上の売り上げを上げるのか?

あなたは、どちらを選びますか?

 

そりゃ、売れたら売れたで作業は増えるし大変になるから、値上げできたらいいよね。

もし、そう思っても

「でも、値上げしてお客さんが買ってくれるかな?」

という不安があると思います。

 

もちろん、ただ単に10%の値上げをしても、買ってくれないと思った時は、
ぜひマーケティングを活用してください!

価値を伝えるコトバを使うことや、
価値を高めていくにはどうすればいいか。

価格以上の価値を創り出すにはどうしていけばいいのか。

その価格以上の価値を創り出すためのひとつの方法として「コト売り」をぜひ活用してもらえたらと思います^^

実際に、たくさんそれを実現してきた会社やお店をみてきて、どれだけ値引きや安売りが、商売を苦しめていたのかがよく分かります。

ここは一気に脱出して、あらたな一歩を踏み出しましょう!!

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