先日、仕事の合間に「まるさん自動車」の三尾さんのところに行ってきました。
※まるさん自動車は、兵庫県たつの市の山奥にある自動車整備工場
こんな山奥にあるにもかかわらず、整備場には日本に数台しかない車が並ぶ。
従来の商圏を超えて、まるさん自動車に車が集まるという業界でも異質な整備工場
三尾さんは、何度もコト売り実践塾に出てもらっているのですが、
卒塾生というよりは、その以前から知っているので仲間という感じ。
その業界の人に、業界の裏側を聞くと、
「そうなだぁ」と思うことがいっぱいです。
今回も、いろいろな発見があったのですが、その中からひとつ!
まず、何の話かというと「自動運転」と「事故防止アシスト」のことです。
どちらも自動車の新しい機能についてのこと。
業界では、ずっと前から「自動運転」の話題はあがっていた。
「自動運転」が標準化されると、自動車整備工場はなくなると言われてきた。
自動運転になると、車を買って保有するという概念ではなく、
シェアしたり、道を動いている車に必要な時に乗るというような形になるとメーカーがすべて管理するので、町の整備工場はいらなくなるということ。
だから、自動車整備工場の集まりでは以前から危機感を持っていた。
でも、「自動運転」より早く「事故防止アシスト」の機能が一般化され、圧倒的に追突事故が減ってきた。
その結果、自動車整備工場よりも、板金屋さんの仕事がなくなったのです。
自動運転になっても、事故は必ず起こる。
だから板金屋は安泰だ。
そう思って安心していたら、突如自分の身に事故のように降りかかってきた。
いま、板金屋さんの仕事は激減し、職人を雇えず、
仕事が来ても早く対応できないという悪循環になっているそう。
この話を聞きながら、その昔アマゾンがスタートしたての頃、
本を中心に扱っていた時は、本屋さんが危機感を持っていて他は大丈夫!と思って安心してたら、アマゾンが様々な商品を扱うようになって、多くの業界が慌てだしたのを思い出しました。
「うちは安泰」から「次の一手」へ
いま、どのような状況であろうと、どんどん状況は変化していきます。
それも、急激なスピードで。
次の一手をどう構築するのか!
ここがすごく大切だと感じるのです。
だからこそ、頭の中にこの2つを!
大切なことは、すごくシンプルです^^
これを、しっかりカタチにしていくことで「次の一手」になる。
一緒に、次の一手を創り上げていきましょう!!
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