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占有から共有へ

2020/01/22更新:

 

コワーキングスペースやシェアハウス、
車やバッグもシェアリングする。

それまでは、持っていること=占有していることが富の象徴だったのが、
いまは「それはダサい」という流れになってきている。

 

「占有」から「共有」へ

これが時代の流れというものなんだと感じるのです。

 

「占有」というと、こんなイメージではないでしょうか。

 

「共有」のイメージは

 

これは、どちらがが良いとか悪いとかということではなく、

成長社会には「占有」が、成熟社会には「共有」が合っている。

 

成長社会は、人口も需要もどんどん増えて、パイが増えるのだから、
どんどん奪い合えばいいし、囲い込めばいい。

でも、成熟社会になって人口も減少し、モノも溢れかえってくる中で
「占有」を続けると大変なことになる。だから「共有」が大切になる。

 

「占有」から「共有」へ

考え方を変え、やり方を変えていく必要があるのです。

 

例えば、温泉地でも情報を共有し、同じ思いをもって、
温泉地全体としてできるコトを考え実践し、実践したことも共有する。
そんな温泉地は活性化している。

反面、同じようにみんなで活性化しようとしているのだけど、
やっていることといえばお客様の奪い合い。
他の地域からいかに奪おうか、自分たちの地域の来られる方まで奪い合う。
そんな温泉地は、なかなか活性化しない。

 

そういう意味では、お客様も「囲い込む」のではなく「共有」する。

「共有」するために必要なのは、独自性です。

 

差別化ではなく、独自化。

いかに独自の価値を身につけるのか。

これが大切になってくるのは言うまでもありません。

 

では、独自の価値はどうして生み出すのか?

ポイントがいくつかあるように思います。

モノ・スペック・技術・価格などでは、なかなか独自性は生み出せない。
正直、差別化さえも難しくなってきた。

とすると、何が必要なのか?

人・関係性・共感・コトなど。

 

つまり独自性は、

「モノによって生み出されるのではなく、人との関係性によって生み出される」

あなたは、どんな関係性を、どんな人たちと紡いでいきますか?

これができるかできないかで、大きな差が生まれるのは間違いありません。

 

まだ「占有」しますか?

それとも「共有」していきますか?

 

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