先日、スタッフと一緒に食事をしていると、偶然その店に以前のクライアントの社長がお越しになられました。
本当に久しぶりと言うこともあり、話が盛り上がりましたね(^^
その会社は、現在も業績が順調のようで、次のステップを考えて着々と進んでいると聞き、なんか嬉しい気分になって元気をもらいました^^
こんにちは、コトマーケティング・コンサルタントの松野恵介です。
そんな楽しい話の中、ひとつ頭の中に残っている話があります。
クライアントの社長曰く、
「これから、特に零細企業の経営はしんどくなる」
真剣に、そんなことを言われていて、その理由を聞くと、
「零細企業の経営者には時間がないから」と。
従業員5名以下の零細企業やお店の経営者は、ほぼほぼ自分で営業したり、モノをつくったりしてる。
次のことを考える余裕もなければ、時間もない。
他のことを学ぶ余裕もなければ、時間もない。
ヴィジョンを明確にする余裕もなければ、時間もない。
「次の一手」を考える時間がない。
そんな話をお聞きして、本当にそうだなと感じました。
・考えたくても、学びたくても、明確にしたくても、その時間がない。
↓
・どうしても目の前の仕事だけになる。
↓
・時代の変化や、お客様の変化を中々捉えられない。
↓
・気付いた時には、時代の変化に取り残されている
意識のない人は別にして、意識があったとしても時間がない。
時間をどう作るかが一番のポイントだと。
では、どうやって時間を作るのか?
ここからは、僕の個人的な意見です。
いくつか方法はあると思うのですが、まずはコレ。
・任せ、育てる
自分でやる方が圧倒的に早くて、内容もいいのは分かっているのですが、そこをあえて「任せる」。時間もかかるかもしれません、効率も悪いかもしれませんが、時間を作るために「任せ、育てる」。
この場合は、自分しかできないことと、自分以外でもできることを明確にすることが大切。実は意外とあるんです、自分以外でもできることって。
最初は自分の時間をロスすることになりますが、育ったスタッフと一緒に全く違うことができるようになる。間違いなく楽しみが増えます!
・委託する
育てるって言っても、そもそもスタッフがいないんだ!という方は「委託する」ことをおススメします。自分は何の専門家かを明確にして、専門以外のことは外部委託する。
例えば、経理面や作業面、もしくは営業面かも知れません。
専門以外のことは、他の専門家に委託して時間を作る。
・無理やり作る
「育てる」ことも、「委託する」こともできない!という方は、自分でやるしかありません。
スケジューリングをして、無理やり時間を作る。
既存の仕事よりも先にスケジュールを決めて時間を空ける。
その空けた時間に、何をするのかをきちんと決めておく。
最初は、自分では考えられないことが多いので、外に学びに行くことがいいかもしれません。
実はコレ、僕自身がやってきたことでもあります。
僕はまず「委託する」ことから始めました。
僕自身マーケティングのプロですから、それ以外のことは外部に託する。
特に経理面は会計事務所さんに早くからすべて委託しています。
※もちろん最初は金銭面はしんどかったですよ^^;でも!!
次にやったのが、「任せ、育てる」
これは一筋縄ではいきませんよね^^;
何人もスタッフを雇い、何度も失敗してきました。
でもね、だんだんとできるようになり、今では本当に助かっています!ひとりではできなかったコトができるようになったり、任せることで自分ができるコトに集中ができたりで、これはねやっぱりやる価値ありますよ^^
そして、毎年無理やり時間も作ります。
1年、1年、何か一つ学ぶことを決めて、年間スケジュールの最初に入れます。
数年間は、尾崎先生から心理学とイメトレを学びましたし、才能心理学、マネジメント、接客、顔相等も学びに行ったな~
そして今年はミーティング手法を学びにいきました。
こうして振り返ってみると、どれも僕の中で重要なコンテンツになってるから不思議です。
もし、これらを学んでなかったらどうなってたんだろう?と考えるとコワイですね(汗)
「時間を作る方法」は、それほど多くありませんが、それでもできる方法はあります!
あとは選択してやるだけ。
「時間をつくる」
自分の未来への投資は「時間」が一番なのかもしれません。
ぜひ、一度チャレンジしてみてくださいね(^^
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