【POP】と聞くと、
「あぁ、小売店の店頭に付いてるのでしょ」
そんな印象の方も多いと思います。
「POPは小売店の販促ツール」
これは正しいけれど、実はほんの一部でしかないとも言えます。
だって、POPは価値を伝える上では基本中の基本。
基本ができれば応用が可能なんですね。
じゃあ、どこにどう応用するのか?
●人にPOPを付けてみると⇒名刺に活用できる
●セールやキャンペーンにPOPを付けてみると⇒チラシやDMに活用できる
●会社にPOPを付けてみると⇒会社案内に活用できる
と言ったように、反応の良いPOPを書けるようになると、反応の良いチラシやDM、反応の全く変わる会社案内などが可能になる。
と言っても、なかなか具体例がないと分かりにくいと思いますので、事例を踏まえてひとつづつお伝えしますね。
まずは、商品にPOPを書いてみるということ。
もちろんPOPは書けばいいというものではありません。
【書き方】が問題です。
この書き方の基本になるのは、いつもお伝えしている「モノ」から「コト」へ
モノではなく、コトのPOPの定義は、、、、
「コトのPOPは商品名から書かない」です。
例えば、青森産のリンゴがあったとします。
POPを書く時、
+++++++++++++
青森産 リンゴ
リンゴ農家 青木さんが作った
甘くて美味しいリンゴ!
1個200円
+++++++++++++
と書くよりも、
+++++++++++++
家族みんなを笑顔にする魔法の食べ物
熟成期間に秘密があった!
一度食べると忘れられない味
青木さんのリンゴ
1個200円
+++++++++++++
と書くほうが、確実に反応がいいのです。
ツボは、書く順番にあります。
反応のいいPOPを書くには、商品名から書かない。
1、キャッチコピー
2、内容
3、商品名と価格
という順番で書いてみてください。
商品名から書くよりも、上記の順番で書くほうが確実に反応が上がります。
それは、なぜか?
それは、最初のPOPは、「青木さんが作ったリンゴは美味しい」と自己主張してモノを売り込むような内容になっています。
それに対して、次のPOPは、「甘いりんごを通して、どんないいコトがあるか」をキャッチコピーで伝えたうえで「美味しさの理由」も伝えるからなんですね。
モノ余りの時代に、いくらモノを伝えても反応は少ない。
モノではなくコトを伝えましょう!
その一歩がコトのPOPという訳です。
これを基本に、次回はチラシに活用してみましょう!
では、また(^^
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