「やればできる」
上司から部下へ
親から子供へ
そして自分自身へ
けっこうよく耳にする言葉ですが、これって使い方が大切だよなって思う。
例えば、上司から部下へ言う時を想像してみてください。
ケース:A
上司「おい、この前頼んだ仕事どうなってる?」
部下「スミマセン」
上司「まだなのか、、、いつまでにできる?」
部下「最近忙しくて・・・・」
上司「おいおい、お前はやればできるんだから、頼むよ!」
ケース:B
上司「おい、この前頼んだ仕事どうなってる?」
部下「スミマセン」
上司「その前に頼んだ仕事、すごくよく出来てたじゃないか♪」
「やればできたんだから、今回も頼むよ!」
この違い、伝わっているでしょうか?
ケースAは、やっていない部下に対して「やらせるため」に使ったコトバ
ケースBは、やった部下に対して「認め、たたえるため」に使ったコトバ
使い方によって、相手の行動は大きく変わってくる。
本当にそう思うんですよね。
と、、、ここまで考えてふと思い出した。
「おれは、やればできるんだ!」
そう自分自身でいう人も多いけど、やたら説得力のある人と、説得力のない人がいるんですよね。
その差が、分かった気がします。
実際にやっている人のコトバか、実際にやっていない人のコトバかということ。
やった人のコトバには説得力があり、
やったことのない人のコトバには説得力がない。
当たり前と言えば、当たり前ですが(笑)
そう考えてみると、
「やればできるというのは、やったひとのつかうコトバ」なんですね。
「俺はやればできるんだから」
やったことのない人が言えば、それは言い訳にも聞こえる。
やったことのあるひとが言えば、それは自信に聞こえる。
このコトバに限らず、やっぱりやったことには説得力がある。
「やってみること」は、やっぱり大切なんだなと再確認させられますね。
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