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認識シリーズ①-1:なぜ、頑張っても伝わらないのか(問題提起編)

2026/05/08更新:

 

1:なぜ頑張って発信しているのに、“ちゃんと伝わらない会社”が増えているのか?

「毎日SNSを更新している」
「ブログもコツコツ書き続けている」
「流行りのショート動画にも挑戦してみた」

これだけ頑張って発信しているのに、手応えがない。

問い合わせが増えるわけでもなく、お客様から「投稿見たよ!」と言われることも少ない。
それどころか、何のためにやっているのか分からなくなってきた。

そんなことはありませんか?

実は、そんな「発信の迷子」になっている会社が、本当に増えています。

10年前と比べても、発信の量は確実に増えています。
でも、皮肉なことに「伝わっている実感」は反比例するように減っているのではないでしょうか。

なぜ、これほど頑張っているのに“ちゃんと伝わらない”のか?

その背景には、今の時代特有の「3つの壁」があります。

 

1. 「情報の洪水」という物理的な壁

まず認めなければならないのは、私たちが発信している情報の周りには、10年前とは比べものにならないほどの「ノイズ」が溢れているということです。

かつては「発信する」だけで目立つことができました。しかし今は、誰もが発信者です。お客様のスマホの中には、友人からのLINE、流れてくるニュース、無数の広告、そして競合他社の発信が、秒単位で積み上がっています。

「頑張って書いた1記事」は、もはや大海原に投げた小石一つのような状態。ただ発信するだけでは、届く前に情報の濁流に飲み込まれてしまうのです。

 

2. 「スペック発信」という内容の壁

「伝わらない」と悩む会社の多くが、実は「モノ(機能や価格)」の話しかしていません。

「新商品が入荷しました」

「今なら〇〇%オフです」

「わが社の技術はここが凄いです」

これらは大切な情報ですが、お客様からすれば「ふーん、それで?」で終わってしまいます。なぜなら、機能や価格の情報は、検索すればすぐに比較できてしまうから。
スペックの話をすればするほど、あなたの会社は「その他大勢」の中に埋もれていくという皮肉な結果を招いているのです。

 

3. 「一方通行」という心の壁

一番の大きな理由は、多くの発信が「伝えたいこと」を投げているだけで、「伝わること」を考えていない点にあります。

「うちの商品を買ってほしい」という下心が透けて見える発信や、専門用語ばかりの独りよがりな解説。これらは、お客様の心のシャッターを静かに下ろさせてしまいます。

今の時代、お客様は「売り込み」に対して非常に敏感です。「頑張って発信している」という自負が、いつの間にか「自分たちの都合を押し付ける発信」になっていないでしょうか?

「伝える」から「伝わる」へ
頑張っている人ほど、「もっと量を増やさなきゃ」「もっと新しいツールを使わなきゃ」と考えがちです。しかし、根本的な原因は「量」や「ツール」にあるのではありません。

伝わらないのは、あなたの会社の努力が足りないからではなく、「今の時代に合った伝え方」にシフトできていないだけなのです。

では、この情報の海の中で、お客様にちゃんと見つけてもらい、信頼してもらうためには、何を変えればいいのか?

次回は、そのヒントとなる「知ってもらう競争」から「信じてもらう競争」への変化についてお話しします。

 

【今日の問いかけ】

あなたの昨日の発信は、「お客様が知りたいこと」でしたか?

それとも「あなたが言いたいこと」でしたか?

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