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認識シリーズ②-2:消費行動は、こう変わった(時代変化編)

2026/06/19更新:

 

2:「業種+地域」で探される時代は、もう終わりつつある

「大阪 リフォーム」「新宿 歯医者」「名古屋 税理士」

これまで、多くの企業がこうした「業種+地域」のキーワードで検索結果の1ページ目を取ることに心血を注いできました。いわゆるローカルSEO(MEO)やSEOの基本中の基本です。

しかし今、この探し方そのものが「終わり」を迎えつつあります。

正確に言えば、「業種+地域」で検索してくるお客様だけを狙っている会社は、非常に苦しい戦いを強いられるようになっているのです。

 

●なぜ「業種+地域」では勝てないのか?

理由は大きく分けて2つあります。

1. 「比較の沼」に引きずり込まれるから
「業種+地域」で検索するお客様の頭の中は、まだ「どこでもいいから、近くにある良いところを探そう」という比較モードです。
検索結果には似たような会社がずらりと並びます。すると、お客様はどこで判断するか?
結局、「価格」か「家からの距離」か「星の数(レビュー)」という、スペックの数字だけで選ぶことになります。これでは、価格競争に巻き込まれるか、利便性だけで選ばれる「代わりのきく存在」になってしまいます。

2. 検索の主役が「悩み・目的」に変わったから
今のユーザーは、もっと賢く、もっと欲張りです。
単に「近くの工務店」を探すのではなく、「結露しない マンションリフォーム」や「犬と暮らす リビング リノベーション」といった、自分の具体的な悩みや目的で検索します。
「業種」という大きな括りではなく、「自分のこの状況をわかってくれる会社」をピンポイントで探しているのです。

 

●「場所」の壁を越える「こだわり」の力

興味深い変化があります。
「この会社にお願いしたい!」という明確な理由(認識)がある場合、お客様は「地域」の壁をあっさりと越えてくるということです。

「近くにある普通の会社」よりも、「遠くても、自分の悩みを完璧に解決してくれそうな専門組織」を選ぶ。

スマホによって全国の、あるいは世界中の情報にアクセスできるようになった今、物理的な距離よりも「心理的な距離の近さ(共感・理解)」が優先される時代になりました。

 

 

●「何屋さん」から「何の解決策」へ

もしあなたの会社が、今も「〇〇市の△△業者です」という発信ばかりしているとしたら、それは自ら「比較の沼」に飛び込んでいるようなものです。

これからの発信に必要なのは、業種という看板を掲げることではなく、「わが社は、どんな目的を持ったお客様の、どんな未来を実現する組織なのか」を言語化することです。

「地域で一番安い塗装店」ではなく、「10年後も家族が笑顔でいられる、塗り替えプランを提案する会社」

「地域密着の歯科」ではなく、「一生自分の歯でおいしいものを食べたい人のための、予防専門クリニック」

このように、お客様の「目的」にフォーカスした旗印を立てることができれば、地域という狭い枠組みを超えて、相思相愛のお客様と出会えるようになります。

 

●検索される前に「決まっている」

実は、今の消費行動にはさらに先があります。

「検索して探す」前に、すでに「あそこがいいな」と心が決まっているケースが激増しているのです。

「業種+地域」で探されるのを待つのではなく、探される前に選ばれている状態。
次回は、その大きな要因である「Google検索の前に、SNSで決まっていること」についてお話しします。

 

【今日の問いかけ】

あなたの会社のホームページから「地域名」と「業種名」を消したとき、

それでもお客様が「あなたに頼みたい」と言ってくれる理由は残っていますか?

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