ふと思うことがあり、自分自身の立ち位置について考えてみた。
そのきっかけは、長くお付き合いいただいているクラアントさんの専務の言葉。
「松野さんは、多くのコンサルタントの中で、立ち位置が違う」と。
はて?と思ったので詳しく聞いてみると、
多くのコンサルタントは、
①自分の考え方とやり方を主張する
②自分の成果を主張する
③自分の役割を認識させたがる
らしいのです。
正直、少々僕にも思い当たるふしはあるなと思うのですが(汗)
クラアントの専務曰く、
これは、悪いことじゃなくてコンサルタントとして生き残っていくために
当たり前にみんながしていることらしい。
では、それに比べて僕の認識はどうかと尋ねてみると、
①我々(クライアントさん)のやり方と考え方に寄り沿ってくれる
②成果は、我々(クライアントさん)が行動したから
③その中でも、伝えるべきことはキチンと伝える
結果的に、どんどんそのクライアントさんでの役割が増えていっているらしい。
なんとなく、こそばい感じがしたのですが、
僕自身も信頼を置いている方の意見だったので、
一度、そのまま受け入れてみようと思ったのです。
では、仮に他のコンサルタントとは全く違う立ち位置だとして、
そもそも自分自身の立ち位置って、どうなんだろう?と思ったわけです。
そういう意味では、僕の立ち位置は名刺に書いてある通りです。
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独自の価値を持った会社づくりのお手伝い
たくさんの企業に関わらせてもらって、気付いたことを必要な方へ
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僕自身は、争うことも、奪い合うこともキライだし、苦手です。
だからこそ、価格で争わない、お客様を奪い合うこともしない、
そんなことの必要のない「独自の価値」を持った企業づくりのサポートをさせてもらう。
そこで働く人が、誇りをもって楽しく豊かに働けるように。
そんな会社づくりを、その会社の外の人だからお手伝いできることがある。
いまはそう確信しています。
そう考えてみると、このクライアントさんの専務から言ってもらったことも、
その結果として伝わっているならば有難いなと感じるのです。
正直、僕自身は他のコンサルタントのことは全く知りません。
知ろうと思ったこともない。
もちろん競合として意識したこともない。
そんなことは、どうでもいいと思うのです。
そんなことよりも、いま目の前にいてくれる人をみて、話を聞き、やりたいを知る。
そして、
・誰に、どんなコトができるのか
・それが、どうしてできるのか
これだけを、これからも大切にしていきたいです。