「しっかりと課題を明確にして聞きにいくと、必ず答えが見つかる」
そう言っていただいたのは、長年のお付き合いのあるクライアントの社長でした。
毎回、欠かすことなく講演を聞きに来て下さっています。
そのことは非常に嬉しいのですが、
正直「社長はもう聞かなくてもいいですよ」と思うほど、
素晴らしい会社や仕組みをつくっておられる方からの、先ほどのコトバ。
やっぱり嬉しいです。
「松野先生の講演は、聞き手によってまったく違って聞こえるはずです。
テクニック的に聞けばそう聞くこともできる。
生き方レベルで聞くことだってできる。
はじめての方には発見があるのはもちろん、10回目の方にも発見がある。
何より、明確な課題をもって聞くと必ず答えが見つかるから不思議です」
こう言われて、なるほどそうなのかと思うあたり、
やっぱり自分のことは見えていないのかもなと(汗)
僕自身としては、古典落語のような講演をしたいというイメージで創っています。
僕の中で古典落語というのは、この様な感じです。
・いつ聞いても面白い
・普遍的で原則的な話題
・いつまでも語り継がれる
・誰もが話せる
・話し手によって色が出る
そういう意味では、社長からいただいたコトバは近いのかもしれません。
ついつい、僕らの業界(コンサル業)では、コンテンツが命であり、
その人にしかできないことや、その人だけのものが求められたりします。
でも、そんなのどうでもいい。
それが人の役に立つかどうか、
それが人の行動につながるかどうか、
それが人に活用してもらえて、その人が楽しく働けるかどうか。
これしか頭にありません。
だからこそ「課題をもって聞きにいくと、必ず答えが見つかる」
そう言ってもらえるのは本当に嬉しいことです。
これからも、古典落語のような、楽しくて役に立つ内容を
しっかりと創っていきたいと思います^^
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