先週の土曜日、淡路で自然農法を体験してきました。
「おいおい、農業でもやるのか!?」
と思われた方、半分正解です(笑)
ちょっと真剣にやってみようかなと思っているのです!
ただ、それは農業をするためではなくって、
あくまでいま現在の仕事に役立つと感じているから。
というよりも、確実に役立つと実感しているからなんです!!
例えば、日本の農法って基本的には3つあります。
慣行農法と有機農法と完全自然農法です。
●慣行農法とは、コトバンクではこう書いてあります。
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各地域において、農薬、肥料の投入量や散布回数等において
相当数の生産者が実施している一般的な農法のこと。
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僕の認識では、化学肥料と農薬を使った日本では一般的な農法です。
●次に、有機農法はといいますと、同じくコトバンクにはこう書いてあります。
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近代農業が化学肥料と農薬を武器に省力型農法によって推進されているのに対し土壌中の腐植などの有機物を栄養に作物をつくる本来の農業のあり方をいう。
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僕の認識では、化学肥料の代わりにたい肥を使用したり、農薬の代替のものをつかったりして、できるだけ化学物質を使わない形で作物を育てることです。
一般的には、有機農法を自然農法と言うらしいのですが(僕もそう思ってました)完全にたい肥も何も使わない農法が存在したのです。それが、完全自然農法なのです。
そう、肥料も農薬も一切なし。
カンタンにいってしまうと、土の上に種をまくだけ。
「え~そんなの育つわけないでしょ~」
「またまた、土に種をまくだけで育ったら奇跡でしょ」
なんて思っている方も多いのでは?
実際、僕もそう思っていましたからね(汗)
でもね、ちゃんと育つんです。
しかもメチャクチャ美味いほうれん草とか大根とか!!
ま、これを信じるか信じないかは別にして、
根本的な考え方が面白いし、そして参考になるのです。
例えば、通常は土には作物を育てる栄養や成分が何もないという「ない」からスタートするから、肥料をやらないと、農薬をまかないとという発想になる。
でも、完全自然農法は「ある」から発想するのです。
本来、土の中には微生物がたくさんいて、これらの微生物が作物を育てる力を全て持っている。
そう考えてみるのです。
そうすれば、こんな考え方ができます。
・この微生物をどう活かせばいいのか?
・どう活用すればいいのか?
・もし活かされていないのだとしたら、どうして活きてないのか?
こうして、できるコトを考え実践していった結果、
思いもよらない成果を上げるに至った訳です。
※今回、学びに行っているのは「ありがとう農学校」です。
ドキュメンタリー映画にもなった洞爺湖で完全自然農法をされている村上夫妻が中心になって体験しながら自然農法について学ぶ内容です。
詳しくは→http://daichi-guide.com/
さて、これをこのまま社内に置き換えてみてください。
「ない」という発想でいくと・・・・
・商品がない
・時間がない
・お金がない
・スタッフが育たない
・知名度がないetc
「ある」という発想でいくと・・・・
・スタッフを活かすには?
・商品をどう活用すればいいの?
・もし活用されていないのだとしたら、どうして活きてないの?
さて、どちらの発想の方が前に進むと思いますか?^^
そうですよね「ある」という発想をした方がアイデアも出て、
できる可能性がひろがる感じがするでしょ!!
「ない」のではなく「ある」と考えてみる。
そうすることから、あなたの会社、そしてあなた自身の可能性が
思いっきり広がりだします^^
一度、考えてみてくださいね!
まだまだ自然農法にはチームづくりや、業績アップのヒントが隠れていそうで楽しみでなりません!!
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