業界のスキマってあるよなって感じるとがよくある。
それって、売り手側に立って探しても気付かないことが多いけど、お客様側に立ってみることで気付くことって多いなと思うのです。
お客様の視点になるというのではなく、「お客様になる」ということ。
例えば、最近でいうと実家の家を建て直そうかどうか?という話があったので、これはいいな!と思って、住宅展示場に行ってみた。
するとね、、、、これが良く見えるんです(笑)
もうスキマがいっぱい!!!
まずは、総合住宅展示場に行ったら10社近くのハウスメーカーの家が並んでいる訳です。
一件づつ入ってみると、3件くらいで分かったコトがあります。
「対応がどこもほぼ同じ」
簡単に書きますと、こんな感じです。
●受付でアンケートを書く
●書いたアンケートをもって営業マンがつく
●モデルハウスを説明をしつつ、お客様の状況を聞く
おそらく聞き出したいのは、
・いつ建てるのか?
・土地はあるのか?
・いくらくらいの予算なのか?
というところ。
これがね、恐ろしいほど、どのハウスメーカーに行っても同じ対応なのです。
マニュアルなんだろうか?
ココを変えるだけでも、成約率は大きく変わるのに・・・・・・
ま、今回はその話は置いておいて。。
問題はここから。
実は、うちの実家は築40年以上たっているのですが基礎がかなり丈夫にできている。
だから、リノベーションか?建て替えか?迷っている状態。
田舎には、そんな家も多いと思うのです。
でもね、ハウスメーカーの展示場に入っていくと「新築前提」での話ししかない。
リノベーションの場合は、他の会社に行かないといけないのです。
つまり、リノベーションか建て替えかは自分で決めてから行かないといけない。
そう、相談する場所がないのです。
もう一度いいます。
「相談したいのに、相談する場所がないのです」
そんなの地域の工務店に行けばいいじゃないの?
そんな声も聞こえてきそうですが、どこに行けばいいのか分からない。
本当に分からないのです。
検索をすれば情報はでてきます。
が、、、、相談には乗ってくれる場所はない。
そう考えてみると、
「リノベーションか建て替えかの相談場所」
ってスキマだと思いませんか?
少なくとも、僕はあって欲しいと切に願うのです。
←NEXT モノ余りの時代のビジネスモデル
ワンマン社長の限界 PREV→