折込みチラシ、DM、ポスティングや、ホームページ、ブログなどなど、
様々な販促物をつくる時に大切なのが「キャッチコピー」です。
目に止めてもえるのか、止めてもらえないのか。
興味を持ってもらえるのか、持ってもらえないのか。
これがキャッチコピーひとつで決まってくるのですから、
スゴク重要な役割ですよね。
僕もマーケティングコンサルタントとして、商店街や温泉地に行って、
「最初に、POPや店頭看板を書いてみましょう!」って時は、
必ずキャッチコピーのことを話します。
最初、たくさんのキャッチコピーのルールなどをお伝えしていたのですが、どうもたくさんあり過ぎて分かりにくい様子。。
ということで、まずは「5つ」に絞ってスタートしてみたところ、
スムーズにキャッチコピーが作れて、なおかつ良い結果が出るようになってきたのです。
なかなかキャッチコピーが出てこなくて、前に進まないのでは元も子もないですからね。
そんなことで、
反応のいいキャッチコピーの作り方を、
まずは5つの手法に絞って紹介しますね。
今回はひとつ目
【ターゲットを絞って呼び掛ける】
このキャッチコピーは、けっこう万能選手でいろいろなところで使えます。
その一部ですが、具体的にいいますと、
・同じような商品が並んでいる時のPOPで
薬屋さんに風邪薬を買いに行ったとしますね。
風邪薬の置いてある棚に行ったら数十種類の風邪薬が並んでた。
もう、どれが自分に合うのか全く分からない。。
そんな時に、
「出張中でなかなか休めないというあなたへ」
「風邪かな?と感じた、ひきはじめのあなたへ」
「鼻水かとまらないというあなたへ」
「子供にも安心して飲ませられる薬をお探しのママへ」
「眠気を最小限に抑えたいという方へ」
どんな人に合った風邪薬なのかを具体的に書いておくと、
分かりやすくなり、選んでもらいやすくなります。
もうひとつ。
・店頭の手書きカンバンで
例えば、パン屋さんがあったとしますね。
パンが欲しい人は放っておいても買いにきてくれますが、
それ以外の人にもパンに興味を持って欲しい。
そんな時に、
午前11時頃には・・・
「今日のお昼は何にしようかと迷ってるあなた」
午後2時頃には・・・
「3時のおやつは、ちょっと甘いものが欲しいなって思ってるあなた」
午後6時頃には・・・
「夜、小腹がすいた時に何か欲しいな~って思ってるあなた」
という感じで、時間帯ごとにパンに興味を持ってもらえるように
ターゲットに呼び掛けてみると、入店してもらいやすくなります。
もちろん、その他にも
チラシやDM、ホームページなどのキャッチコピーにも応用可能です!
ポイントは「絞り込んで呼び掛ける」こと。
・女性のあなたへ
・ママへ
とかでは、漠然としていて誰も興味を持ってくれません。
興味を持って欲しい相手の状況を思い浮かべながら、
思い切って絞り込んで呼び掛けてみてくださいね。
←NEXT キャッチコピーの作り方・その2【お客様の声を活用する】
キャッチコピーの作り方・5つのポイント PREV→