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少し目線を上げてみる

2015/09/10更新:


自分のこと→お客様のこと→地域のこと→業界のこと→社会のこと

自分の足元だけ見ていては、なかなか全体像が見えなくなることがある。

だから少し目線を上げて、大きな視野でみてみる必要があるなと感じるんです。

例えば、ソーシャルメディアの発達により、ものすごく情報の発信も受信もしやすくなった。そして情報量も圧倒的に増えた。

というと、視野が広がり世界が広がるイメージかもしれないけど、どうもその反対の傾向もあるということを実感するのです。

例えば、先日も書籍の編集者の方とお話していて、

「私のソーシャルで繋がっている人たちは、
 みんな本が好きで、本を読んでいて、ほんの話ばかりしているんです。

 でもね、現実を見ると出版不況で本は売れなくなっている。
 これってすごいギャップを感じるんですよね」

と言うことを聞いた時に、ホントにそうだよなと思うと同時に、
「気を付けないといけないな」と感じたのです。

ソーシャルで共感しあうもの同士がつながった時、その中では「当たり前」になっていることが、外に出てみると全く逆なんてことも多い。

だからこそ、自分の情報の中だけに留まらず、バランスよく客観的に情報を収集しながら、目線を上げて全体を見てみる。

・出版業界が不況であっても、本が大好きな人がつながっていると何かできるんじゃないか?

・どうして出版業界が不況になったの?

・どんな業界の、どんなことが活性化してるの?

・それを、出版業界に取り入れるには?

・そもそも、本を通して社会に何を届けてきたのか?

否定するのではなく、受け入れて「できること」を考えてみる。
好きな人が繋がっているパワーをどう活用するかを考えてみる。

そして、やってみるのです。

「エッ!?失敗したらどうするのかって?」

また次を考えてやるだけです(^^

僕自身もそうですが、なかなか上手くいかない時って、

・否定的に考えてしまう
・自分以外の人やコトを理由にしてしまう
・隣の芝が青く見えてしまう
・状況が受け入れられない

な~んてことがありますが、そんな時こそ目線を上げてみる。

自分のこと→お客様のこと→地域のこと→業界のこと→社会のこと

ひとりでできることは少ないけど、繋がりがあれば大きなことだってできる
ひとりでできることは少ないけど、繋がりがあれば大きなことだってできる

 

全て繋がっているのですから、まずは大きなところから考えてみる。
社会がよくなれば、確実に個人は良くなる可能性が高いですもんね。

せっかく広く多くの情報が受信できるようになったんだから、
やっぱり視野を広く持って俯瞰してみてみることって大切だと、

特に最近は強く感じます。

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