自分のこと→お客様のこと→地域のこと→業界のこと→社会のこと
自分の足元だけ見ていては、なかなか全体像が見えなくなることがある。
だから少し目線を上げて、大きな視野でみてみる必要があるなと感じるんです。
例えば、ソーシャルメディアの発達により、ものすごく情報の発信も受信もしやすくなった。そして情報量も圧倒的に増えた。
というと、視野が広がり世界が広がるイメージかもしれないけど、どうもその反対の傾向もあるということを実感するのです。
例えば、先日も書籍の編集者の方とお話していて、
「私のソーシャルで繋がっている人たちは、
みんな本が好きで、本を読んでいて、ほんの話ばかりしているんです。
でもね、現実を見ると出版不況で本は売れなくなっている。
これってすごいギャップを感じるんですよね」
と言うことを聞いた時に、ホントにそうだよなと思うと同時に、
「気を付けないといけないな」と感じたのです。
ソーシャルで共感しあうもの同士がつながった時、その中では「当たり前」になっていることが、外に出てみると全く逆なんてことも多い。
だからこそ、自分の情報の中だけに留まらず、バランスよく客観的に情報を収集しながら、目線を上げて全体を見てみる。
・出版業界が不況であっても、本が大好きな人がつながっていると何かできるんじゃないか?
・どうして出版業界が不況になったの?
・どんな業界の、どんなことが活性化してるの?
・それを、出版業界に取り入れるには?
・そもそも、本を通して社会に何を届けてきたのか?
否定するのではなく、受け入れて「できること」を考えてみる。
好きな人が繋がっているパワーをどう活用するかを考えてみる。
そして、やってみるのです。
「エッ!?失敗したらどうするのかって?」
また次を考えてやるだけです(^^
僕自身もそうですが、なかなか上手くいかない時って、
・否定的に考えてしまう
・自分以外の人やコトを理由にしてしまう
・隣の芝が青く見えてしまう
・状況が受け入れられない
な~んてことがありますが、そんな時こそ目線を上げてみる。
自分のこと→お客様のこと→地域のこと→業界のこと→社会のこと
全て繋がっているのですから、まずは大きなところから考えてみる。
社会がよくなれば、確実に個人は良くなる可能性が高いですもんね。
せっかく広く多くの情報が受信できるようになったんだから、
やっぱり視野を広く持って俯瞰してみてみることって大切だと、
特に最近は強く感じます。
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