「いま伸びている会社の共通項ってあるんですか?」
そんなことを、先日伺った研修先で聞かれました。
いろいろな業種業態に関わらせてもらって、
その上、規模も様々。
そんな中で、伸びてる会社の共通項は?
「そんなものあるのか?」「そんなものないでしょ?」
って感じでの質問だったのかもしれません。
でも、僕の頭の中には明確に浮かび上がっていたのです。
それは、
「会議の時に、お客様が主語になっていること」
伺っていると気付くのですが、会議やミーティングの時に、
参加者の皆さんの発する言葉の主語が、3つのパターンがあります。
①私は
→個人の意見として発信している
②私たちは
→チームの意見として発信している
③お客様(具体的な名前)は
→お客様のコトを考えている
①が一番苦しい会社で、②そして③になるにつれて、
どんどんとイイ会社=伸びる会社になっているのです。
合わせて、伸びている会社ほどできることがあります。
社内のメンバーを3人ほど集めてみて、
お客様のコト(興味や関心・不満や不便に感じているコト)について、
30分以上ディスカッションできること。
それだけ、お客様のコトを知っているということなんですね。
30分でも、1時間でも話していられる。
「お客様の課題は?」「お客様が持っている不安は?」
「どうしたら解決できるのか?」
「何をすると喜ばれるのか?」
これができる会社は、きっと伸びている!か、伸びる要素がある!
そう実感します。
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