先日、丸安毛糸に伺った時に、岡崎社長と後継者の話しになった。
創業者ってのは、まず売らないと経営が成り立たないから「売る」ことを第一に考える。
その中で、必要に応じて仕組みや制度を作っていくんだという。
自分を思い返してみても、そうだと思います。
だって、売上げがなかったら食っていけないんですから(笑)
目の前のお客様に必死に向き合い、できるコトを探し、仕事をもらう。これが基本でした。
でも、二代目、三代目の後継者の方は、多くの場合「売る」ことから始めないと言います。
では、何から始めるのか?
ほとんどの場合(全てとは言いませんが)
制度を作ることから始めるというのです。
例えば、人事制度、給料制度など。
後継者として、自分が作った制度で会社を回すことを考える。
そして、人をいかに管理するかを考えてしまう。
この話を聞いた時に「なるほどな」と思ったのです。
確かに、会社もスタッフもいて、売上げもある訳ですから、
「売る」ことより「管理する」ことに目がいってしまうんですね。
そんなことを二人で話しながら、
「でも、やっぱり売ることが大切だよね」って。
売ることは、いかに売るかということもそうですが、
お客様がどうすれば喜んでくれるか?を考えること。
お客様をちゃんと見ること。これが一番大切だということ。
それは、社員のことを考えるよりも大切。
まずは、お客様に何ができるかを考えアイデアを出す。
これが、社長の仕事。
それを、しっかりと行動に移せるように、適材適所に人を配置し、足りないところには外部のサポートを配しサポートするのも経営者の仕事。
岡崎社長をみていると、そんな風に感じます。
そんな土台をシッカリと作っているからこそ、
個性豊かなスタッフが、それぞれの個性を活かしながら育っていく。
丸安毛糸さんをみていると、そう実感します。
個を活かすことができれば、チームや組織は確実にステップアップする。
「個」を活かす会社のパワーを感じるんですよね。
「個」の時代ではなく
「個」を活かせる会社の時代
所詮、一人でできることはしれています。
チームで、組織が一つになった時のパワーは、それの比ではありません。
「個」を活かせる会社づくり
これがやっぱり大切だなって、強く感じます。
←NEXT 3月・4月開催のセミナー&塾のご案内
断食道場その後(選択の基準を持つ) PREV→