「いままでワンマンでやってきたけど、これからは変えていきたい。」
そんな相談が特に多い今日この頃。
本当に不思議なくらい同じようなご相談が多いのです。
その為にはコトマーケティングがいいのではないかと言っていただきます。
おそらくお客様も時代も、多様化、個性化していってるから、ひとりの価値観で全て決めて、全てを進めるのが難しくなってきていると言うことが大きいと感じています。
あとは、ひとりの力に限界を感じ始めているというのもあります。
ひとりで全部決めてみんなを動かせる社長と、みんなで考えて一緒に動いていく社長。
さて、これからの時代どちらのタイプがいいのでしょうか?
もちろん、唯一の正解なんてないのかもしれませんが、もしかするとこれからは後者が増えてくる可能性が高い。
昔、師匠からこんな話を聞いたことがあります。
戦国武将の話しで、織田信長と武田信玄の違い。ご存知でしょうか?
武田信玄は城を持たなかった武将として有名です。
「人は城、人は石垣、人は堀、
情けは味方、仇は敵なり」
この名言の通り、武田信玄は「人」こそが城であるといいました。当時では珍しく、周りの意見を積極的に聞き入れ、任せ、一緒に進んでいったといいます。
反対に織田信長は、
「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」
といったように、自分のいうことを聞かないものはスグに殺してしまうという、超ワンマンなスタイルでした。
僕には、これからは「武田信玄タイプの経営者」が生き残るのではないか。そう思えてなりません。
ひとりの「個性」で突き進むのではなく、
まわりの「個性」を活かせて合わせる。
この方が変化の時代に対応していける。
変化に対応していくにはパワーが必要です。
このパワーは「突破力」と思われがちですが、
僕は「継続力」だと考えています。
「個」は突破力はありますが、「つながり」がないことが多い。
半面「チーム」は一点の突破力は弱いですが、「つながり」はある。
ここでいう「つながり」とは、社内のつながり、継続力、まとまりのこと。
短期決戦のヨットレースならわかります。
荒波が来ても突破力があれば乗り切れる。
でも、太平洋横断はどうでしょうか?
突破力では乗り切れない。
つながり、助け合い、チームとしての継続力が必要になる。
そもそも商売は継続です。
いかに継続させていくのか。
しかも、荒波の中長い航海を乗り越えていかなくてはなりませんから。
そう考えると、、、、、、最近の相談の多さも頷けるような気がします。
経営者の勘で、それを感じ取られているのだと実感します。
「個」よりも「チーム」で!
これは、僕自身ずっと思ってきたことなので大歓迎です!
つながりのあるチームへ
一緒に頑張っていきたいと思います!!
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