松野恵介の大学時代

大学時代は、高校のときの怪我がたたってクラブ活動はドクターストップ。。
入学したときは、膝と腰がガタガタでした。。

ま、それも仕方がないと思って、友達と一緒にインカレでイベントサークルを作り遊びまわってた。バブルの頃だったんで、すき放題。沖縄行ったり、スキーに行ったり、ディスコでパーティーしたり、(その頃は、京都では祇園のマハラジャがメインでした)楽しかったけど、あまり思い出に残ってないんですよね。

とにかく、遊んでた。あんまり何も考えてなかった。
大学時代の思い出は、当時の彼女が就職したときのこと。
彼女が大手都銀の面接試験を受けに行くことになって、
自信がないって言うから「面接の受け答えを考えてあげるよ!」なんて、
軽い気持ちで面接の回答を考えたんですよ。

彼女は推薦の面接だったから、
「志望動機」だけがしっかりしていればいいと思ったんです。

当時、彼女はある短大の「キリスト教学科」でした。
キリスト教学科って、実はその短大の中で一番偏差値が低いんですよね。
だから、そのことを彼女も気にしていた。

でもね、僕はこう考えたんです。

キリスト教学科に入った理由がしっかりしていて、
そこで学んだこと、気づいたことが、
就職の志望動機に結びついていればいいと。

あんまりハッキリ覚えてないけど、
こんな感じです。

「私は、キリスト教学科にはある授業があるから入りました。
それは2週間の老人ホームの実習です。
私はそこで、本当のサービス、相手のことを考えるサービス、
心のこもったサービスを感じ、学びました。
そして、その実感したサービスと同じ感覚を持ったのが、
御社の窓口の女性だったんです。私もこの銀行の窓口で働きたい!
そして、感じたようなサービスをお届けしたい!
そう思って、御社に就職したいと思いました。宜しくお願いします。」

ははは(笑)
通りそうでしょ♪

案の定、彼女は内定をもらって、嬉しくて、その話を友達にしたんですね。

そしたら、彼女の友達の面接まで考えるとになって・・・・
気がついたら1件3000円の「面接の返答考え屋さん」になってました。
結局、38人分の志望動機を考えて、37名は見事内定!

ある人に言わせると、
この事件(?)がコンサルタントの始まりだったんじゃないの~って。(笑)

ま、その他にも「商売まがい」のことはたくさんしましたね。
たぶん、法律に触れるようなことはやってないと思う。(思うだけかよ!)

ま、そうこうしているうちに3回生になり、自分自身もそろそろ就職活動。

僕は最初、就職活動はしなかった。

なぜかって?

僕の両親が喫茶店を経営していたから、てっきり継ぐもんだと思ってたんですね。
だから、あんまり就職について考えていなかった。

で、ある日、オヤジに

「そろそろ真剣に喫茶店にはいろうか?」って言ったら、
「なに言ってんだ!あれは俺の店だ!おまえはお前で、好きにやれ!!」

・・・・・・そうだったんだ。。と言う感じで、継がないことを気づかされて、
就職活動をはじめたんですね。

就職か~どうしようかな~

どうせ独立するんだから、「ビジネス」って感じのところより、
「商売」って感じのほうがいいな~

大きな会社の一部分しか見れないより、
小さな会社で1から10まで自分の責任で仕事ができるところがいいな。

なんて、ことを考えながら、

結果的に京都の老舗の「呉服問屋」に入社したんです。

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