2023年新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

コロナ禍の新年は、もう3回目
今年は去年より、少し自由な正月を迎えたという感じですね。

振返ってみると、僕自身もコトマーケティング協会としても2020年の4月に緊急事態宣言が出てから皆で集まり「3年は続く」と見込んで、迷わず新しい動きをはじめましたが、今年はその3年目。年々、状況も変化し、それ以上に自分たちが圧倒的に変わっていっていることを実感しています。

改めて、ここ数年のメッセージを振り返ってみたいと思います。

2018年:必要のないものが取り除かれる“淘汰の年”
2019年:前年淘汰した分だけ開かれる“開扉の年”
2020年:本当にしたいことに進む“本番の年”(前半)
2021年:本当にしたいことに進む“本番の年”(後半)
2022年:受入れ変化する“変容の年”

ここで一度、自分自身の仕事に照らし合わせてみてください。
当てはまる、もしくは“1年か2年ズレて”当てはまることが多くありませんか?

もちろん僕は未来を予言したいわけでもないし、“見えないものが見える”というような特殊能力もありません。あくまでマーケティングコンサルタントとして、毎年いろいろな業種や業態、地域に関わらせてもらい、そしてそこで出会う方たちとたくさん話しながら実感していることをコトバにしています。

世の中には情報が溢れています。その情報を収集し、編集することも大切です。ただ、そこに“実感値”がなければ、情報に躍らせられてしまうだけになることも多い。だからこそ、実際に聞いて感じたことをベースにその年の方向性を決めています。そうすると想像以上の結果になることが多く、僕以外の方でも参考にしてもらえると嬉しいなと思い新年のメッセージにして約10年。特に最近(コロナ禍)は、怖いくらいに感じたとおりの現実が起こることに驚いています。

そんな中で、2023年はどのような年と実感しているか。

キーワードは【受容】です。

コロナ禍3年間を受けいれること。

2018年に、自分自身の中でいろいろなことが淘汰され
2019年に、新しい光が見えてきた
2020年に入りコロナ禍の中で真っ暗になり、その中に光を探した
2021年、その光がだんだんと明確になり
2022年、その見えてきた光を追いかけて変化し動いた

2023年は、動きを続けつつ、この3年間を素直に受けとること

この3年は様々なことを思い、そして行動をされてきたと思います。

強制的に体験させられたこと
仕方なしにやったこと
思い切ってやったこと
信じてやってみたこと

その行動を客観的に分析し、受け入れることで見えてくるものがある。

良いことも、悪いことも
何かを教えてくれているのだとしたら何か?

この3年を、どれだけ受け取れるかがポイントの年
それが、あなたの辿り着く、あなた自身の正解につながっているはずです。

大切なのは、主観と客観のバランスです。
思い切って動くときは主観で、その分思いっきり客観的に動いたことを振り返る。
振り返るときは、人の力を借りることも大切です。

一見、上手くいったことの中にも何かが
そして、上手くいかなかったことにこそ大きな何かがあるはずです。

“受容”とは、受入れ取り込むこと。

取り込んだ分だけ、進化につながります。
間違いなく、進化は受け入れることからスタートするのです。

その上で、「どうしていきたいか」を考えてみてください。

・誰に、どんなコトができるのか
・それは、どうしてできるのか

自分(自分達)ができることで、周りが喜ぶことを。
自分(自分達)から周りへ、少しずつできることを広げていくこと。
その連鎖で社会は良くなります。

そして、そう考え動く人、そう考え動く会社が利益を得る。
そんな時代になってきています。

受容した分だけ、次につなげることができる。
思いっきり受け取り、思いっきり動きましょう。

今年は、限界突破を楽しむこと。
間違いなく大きなチャンスです!!

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